一般外来で異常がみられないと、

専門にまわされる。


マクロのからミクロの世界へと移行する。


手の痛みを訴えると、

手の外科にまわされる。


足症状を訴えると、

足の外科にまわされる。


ひとつの部品としか捉えない。


例えば電池式腕時計があるとする。

外部から情報やエネルギーを与えなくても


電池が機能する限りそれだけで動く。

情報やエネルギーを出し入れ交換しなくても一つの体系で機能する。

こういうシステムをクローズド・システム(閉鎖系)と呼ばれる。


一方、植物の生育環境は、空気・水・土・光などの交換がないと育たない。

このシステムをオープンシステム(開放系)と呼ばれる。


「生命思考」 石川光男 著 によると。


「閉鎖系はもともと物理学の熱力学的な概念で、

生命体を対象にした考え方ではなかった。


物理というのは一つの閉じ込められた空間の中に

体系をを閉じ込めて、そこでだけ実験や研究を行って

自然を観察することから始められた・・・


化学や生物学そして医学もこの物理学の発想を基本的に

今も使っている。」転載


複雑に構成されているものを単純化するために、

クローズド・システム(閉鎖系)から出発する。


しかし、生命体は外部環境、食物、空気、情報などの

自然界の出し入れ交換する開放系である。


その中の一つの細胞もオープンシステムで、

近所の細胞と物質や情報の交換をしている。


一部の部品として器官をみてもそれが通用しない。

繋がっているのだから局所ばかり追っても限界がある。


車の部品のように交換すればいいというものでもない。


生命体はオープンシステムと捉えることによって、

からだの機能が説明できる。


群馬 伊勢崎

内外治療室