西洋と東洋の世界観によって、

思想やアプローチの方向性が異なってくる。


「西と東の生命観」石川光男著

西洋と東洋の違いを解りやすく書いてある。


西洋医学では病気の原因を身体の中の物質に求めて、

細かく追及することにより発展してきた。


病巣は身体のどこにあるのか?

器官 組織 細胞 ウィルス 遺伝子 研究は時代と共に小さくなっている。

次はどこに行くのだろうか?


「ミクロの世界を原因とし、マクロの世界を結果とする」

近代科学の因果律を反映してる。


遺伝子治療などは生命操作そのものである。西洋思想おいては、

人間がからだをコントロールしているということ。

自然は人間の外側にあるので、自然治癒力という概念はない。



一方、東洋医学では人間は宇宙の一部として、

一つの小宇宙として捉えている。


従って様々な要素の関連性をつなぎ合わせる。

飲食物、感情、生活、土地、気候など自然と対比する。


東洋思想では人間は宇宙の一部である。

人間が自然の一部として認識している方が、

自然治癒力を理解しやすい。


西洋医学では膝の水を抜くという方法を取るのに対して、

東洋医学では排泄機能を高めて水分の自然排泄という

方法を工夫する。

 

東洋思想では宇宙が人間のからだをコントロールする。

西洋思想では人間が支配しからだをコントールしている

と捉えることができる。


どちらが正しいというのではない。


人間を基準にするのか、宇宙を基準とするのか。


群馬 伊勢崎

内外治療室