正しい姿勢を改善するためよく用いられるのが、
背骨のS字状カーブをモデルにした姿勢の説明。
上記の図は、頭の重心線(中心)から回旋軸(顎の線)の距離が、
離れていくと頭と背骨のバランスが崩れ、首の筋肉に負担がかかるという。
てこの法則をモデルにした例である。
左に比べて右の図は、頭が前に突き出した図である。
左に比べて右の方が頭の位置が重心から離れているために、
首の筋肉負担は大きくなる。
つまりS字状カーブは重心の力学的分散を、
スムーズに頭から足まで伝えるので椎間板や筋・骨格に、
負担は少なくなるいう考えになる。
ところが、人間の頭・形状・重さや筋肉の付き方なども左右非対称。
本来、背骨の形状も人それぞれ異なるのが普通である。
骨格模型ではそれでいいが、肋骨・内臓・神経・リンパ・血液・
脂肪・筋肉などなどが付いてくるので複雑になってくる。
生体力学・物理学の定量的な計算数値の理想を、
からだに当てはめても無理があるとういことになる。
車ならバランス配置や空気抵抗を考えて
製品を作り修正交換がきき理想な形を再現できるが、
からだに機械論(からだをパーツとしてみる)を、
人工的にあてはめても意義がない。
姿勢や体型は遺伝の影響が大きい。
