起業家応援行政書士 徳山孝一のブログ -84ページ目

「1円会社」の使い方

法制度が変わって、株式会社の条件などが改正され、世に言う

「1円会社」もOKとなりました。




が、「えっ、1円でいいの ? 」と簡単に飛びつくのはいけませんよ。




「1円会社」で良い場合と駄目な場合があるので要注意です。




例えば、一期過ぎて決算した時に、たった2円のマイナスとしましょう。




そうすると、資本金が1円ですから、1円の債務超過という事になります。




債務超過となると、銀行など金融機関は手を引き始める事態だと

判断されてしまいます。




たった「1円」であっても債務超過は債務超過なんです。




書類上は。




これが「1円会社」が駄目な場合のひとつ。




さらにB to Bで新たに取引を始めるような場合、もし相手の

会社がこちらの会社を調査した時に、資本金が1円だと知った

場合はどうでしょう。




相手は結構引きますね。




間違いなく。




「こんな会社、信用出来るか ! 」となることも。




では、良い場合とは。




単に法人という形骸だけほしい、という場合は使えます。




例えば、ネット上で商材などを販売する場合です。




この場合は大抵カードもしくは銀行振り込みで清算することに

なりますが、振り込み先が個人名と会社名とでは、なんとなく

会社名の方が振り込むほうも安心です。




さらに、サロンなど美容系の場合、ひとりで開業する場合であって

も会社名を名乗る方がイメージが良くは有りませんか ?




単に会社としての形骸だけあれば良いというパターンです。




このように用途を考えた上で「1円会社」を設立してくださいね。