「1円会社」の使い方
法制度が変わって、株式会社の条件などが改正され、世に言う
「1円会社」もOKとなりました。
が、「えっ、1円でいいの ? 」と簡単に飛びつくのはいけませんよ。
「1円会社」で良い場合と駄目な場合があるので要注意です。
例えば、一期過ぎて決算した時に、たった2円のマイナスとしましょう。
そうすると、資本金が1円ですから、1円の債務超過という事になります。
債務超過となると、銀行など金融機関は手を引き始める事態だと
判断されてしまいます。
たった「1円」であっても債務超過は債務超過なんです。
書類上は。
これが「1円会社」が駄目な場合のひとつ。
さらにB to Bで新たに取引を始めるような場合、もし相手の
会社がこちらの会社を調査した時に、資本金が1円だと知った
場合はどうでしょう。
相手は結構引きますね。
間違いなく。
「こんな会社、信用出来るか ! 」となることも。
では、良い場合とは。
単に法人という形骸だけほしい、という場合は使えます。
例えば、ネット上で商材などを販売する場合です。
この場合は大抵カードもしくは銀行振り込みで清算することに
なりますが、振り込み先が個人名と会社名とでは、なんとなく
会社名の方が振り込むほうも安心です。
さらに、サロンなど美容系の場合、ひとりで開業する場合であって
も会社名を名乗る方がイメージが良くは有りませんか ?
単に会社としての形骸だけあれば良いというパターンです。
このように用途を考えた上で「1円会社」を設立してくださいね。