もがきながらの実務
行政書士試験に合格して、さあ開業だと思う間もなく
とんでもない試練が待ち受けています。
多岐に亘る行政書士の業務のなかで、どの業務を
中心に置くかにかかわらず問題となるのがすべての
業務が未経験であるということです。
試験の為に行政不服審査法や地方自治法などをいくら
勉強したとしても実務においては全くと言っていいほど
役にたちません。
民法などでは実務に役立つこともありますが、やっぱり
経験しないと分からないことだらけです。
これが例えば司法書士であれば不動産登記法が試験
科目ですので勉強して試験に合格すれば、ある程度は
すぐにでも不動産登記できるのでしょうけど、行政書士
試験では実務に直結する科目はありません。
ですから最初にホームページを作るときが悩みます。
たとえば相続・遺言は当事務所へお任せください、なんて
書いてあっても実は一度もやったことはないのです。
これ本当です。
で、ご依頼があってから急いで下調べをして業務に
かかるというような、綱渡りをしながら仕事を覚えていく
ので、最初のうちは電話が鳴るとドキドキします。
でもこの記事を読んでいる行政書士資格を取得希望
のみなさん、ビビらないでください。
どこか行政書士事務所に勤務する行政書士以外の
人はみんなこうやって、もがきながら仕事を覚えて
今があるのですから。