2つの制度融資の使い分け
開業資金調達のために、われわれが使える公的金融機関は、
日本政策金融公庫と保証協会です。
このうち保証協会の制度融資という、創業者のための融資制度
ですが、都道府県と市区町村の二つのバージョンがあります。
東京都でいうと、東京都と23区または市の2通り。
この二つの違いは、都の制度のほうが手続き的には簡略化されて
います。
だいたい面談も一回で終わります。
これが23区または市の場合には面談が3回程度
必要となります。
最近の例だと新宿区の制度を申し込みに行ったお客様が
いましたが、担当の人間から「面談は3回から5回、それ以上
になることもあります」と言われて驚いたそうです。
また、当然融資実行までの期間も東京都より23区または市の場
合には長くなり、上記の新宿区の例だと実行まで3ケ月掛るのに
たいして、都の場合にはだいたい1ケ月で済みます。
これだけ見ると、23区または市の制度融資は使えないな
と感じてしまいますが、利点が1つ。
金利が安い事。
だいたい0.7%です。
1000万かりて年利7万と非常に安い。
という訳で、長い期間を掛けても構わない方は23区または市の
制度融資、めんどくさいのは嫌な方は都の制度融資を使うと
言う事になりますね。