例え「保証人・担保」が用意できるとしても。 | 起業家応援行政書士 徳山孝一のブログ

例え「保証人・担保」が用意できるとしても。

日本政策金融公庫や保証協会の「無担保・無保証人」での融資

制度を利用する場合には「自己資金」が無くてはいけません。




公庫では開業資金全体の3分の1、保証協会について東京都の

制度だと自己資金制限は建前上有りませんが、実際は要求され、

近県の埼玉や茨城などでは、それぞれ自己資金制限が設定されています。




しかし、「保証人・担保」を用意出来ると言う場合には、この自己

資金は無くとも融資申請することが出来ます。




「あー、保証人が用意できる。めでたしめでたし」とはならないことも。




例えば、あなたがラーメン屋を開業しようとするとします。




自己資金は無いので、親に保証人になってもらい話を進めるとしましょう。




この場合には、まず店舗を決める事から始まりますが、「この

店舗にしよう」と思っても、他の人も欲しがっているかもしれません。




しかも、融資が実行されるのは申請から約1ケ月後。




その間待ってもらうために、普通は1ケ月程度の家賃を提供し、

「仮契約」するのが多いのです。




と言う事で、ここで約1ケ月分の家賃として現金が必要となります。




さらに、飲食店の場合には飲食店の営業許可が下りてから、

融資実行となります。




つまり、お店が完成してから初めて融資が実行されることになる

訳ですが、内装工事は通常2回か3回に分けて報酬を支払う事

が多いと思います。




このお店が出来上がっている段階では、当然内装工事費全体の

何割かは支払わなければいけないと言う事になります。




そうです。




ここでも現金が必要なんです。




しかし、融資実行はまだされません。




と、いうように例え「保証人・担保」が有ったとしても、まずは先立

つものが有る程度無いといけないと言う事なんですね。