株式会社と合同会社の違い
会社設立の仕事をしていて最近よく聞かれるのが株式会社と合同会社との違いです。
会社法が変わって株式会社が資本金制度の変更など、作りやすくなったのは皆さんご存じ
ですが、上記の2つの会社の特性の違いがいまいちはっきりしないようです。
では合同会社とは何かと言いますと、もともとはベンチャー企業の育成・新規事業開発の促進
を目的に作られた会社組織です。資金規正もなく、設立・運営も株式会社より容易で内部自治
が広く認められてています。欧米の合同会社いわゆるLLCではパススルー課税といって、まあ
法人税が掛からないシステムになっていますが、残念ながら日本版LLCでは法人税がかかって
しまいますが。またアラウンス型の新規事業に向いている会社形態であるということも特徴です。
どういうことかというと今迄のように新規事業のために合同で会社を立ち上げるなどという場合は
利益配当も出資金の価額に応じて支払われますが、LLCでは自由に利益配当を決めること
ができます。たとえば小さな会社とマイクロソフト社と新規事業のためのLLCを作り利益配当は
五分五歩にするなんてことも可能です。いまここに書きだしたことだけ見てもベンチャー企業の
ためのシステムであると理解していただけたと思います。
で、実際のところどうなのときますが、一人で会社を興すという場合は株式会社でいいのでは
ないでしょうか。何名かでアイデア・システムを持ちより会社を興す、あるいは大企業との
アラウンス型の会社を興すという場合には合同会社が向いていると思います。