ももしさんのブログに【 九尾の狐 】のことが書いてあって、
そこに「九尾の狐は何処かで地母神信仰に繋がっている氣がする」と。
で、結構重要なことなのだけれど、こんなことが書いてあった。
元々はたしか、
ドラヴィダ系( ≒出雲族の起源 )の地母神であった、
豊穣の女神ダーキン( ダーキニー )が、
侵攻してきたアーリア勢力によって悪神に変えられた末、
ヒンズー教→仏教に取り込まれ、
日本に辿り着いた時には、
再び豊穣の稲荷神として返り咲いた感じだったような?
荼枳尼天
稲荷神( つまり宇迦之御霊神ね )
これを見て「はっ!」となった。
あ〜れ〜?
確か何処かで、
九尾の狐と宇迦之御霊神が繋がる【 何か 】を見たような。
で、探したら、あった。
↑
これこれ。
追跡アマミキヨさんのブログ。
ここで「あるもの」を見た覚えがあるのだ。
南方熊楠が描いた「ウガの尾についたフジツボ」
( 南方熊楠顕彰館蔵。朝日新聞デジタルより拝借 )
ウガというのはセグロウミヘビのこと。
セグロウミヘビの尾にコスジエボシ( フジツボの一種 )が付いている。
これを見た南方熊楠は日記にこう記した。
「宝珠が線毛状の光明を放ちながら回転するがごとし」
何とも不思議な表現だ。
海洋生物研究家の倉谷うらら氏はこれについて、
「伏見稲荷大社の宇迦之御霊神や出雲の龍蛇神を連想した」と。
なるほど〜。
となると、ももじさんの野生の勘は当たっているなぁ。
九尾の狐
荼枳尼天
稲荷神( 宇迦之御霊神 )
見て見て〜
下のイラスト、共通点があるよね。
9つの尾っぽのようにコスジエボシが付着したセグロウミヘビと、
9つの尾っぽを持つ九尾の狐。
九尾の狐は、
尾っぽを付けたセグロウミヘビ( ウガ ) → 宇迦之御霊神( 稲荷神 )なのよ。
さらに言えば宇迦之御霊神のお使いは狐。
しかもセグロウミヘビは出雲では龍蛇様としてお祀りされている。
日本では
九尾の狐は妖怪として有名だ。
平安時代、鳥羽上皇に仕えた【 玉藻前 】という美女の正体が九尾の狐で、とか。
でも本来、九尾の狐は瑞獣なのよ。
『延喜式』の治部省式祥瑞条に「九尾狐」の記載がある。
神獣なり。
その形赤色、或いはいわく白色、音嬰児の如し。
ほら。
ちゃんと「神獣」って書いてある。
九尾の狐は本来、悪いものではないのよ。
中国の『周書』や『太平広記』にも「天界より遣わされた神獣である」って書いてあるし「その姿を見れば泰平の世となる」なんて記述もある。
玉藻前が国家転覆を図る極悪な女狐とされたのは、
抹殺された物部の因縁を【玉藻】という言葉を駆使して作られた物語だから。
つまり国家転覆を図る「玉藻前の物語」は、
物部を抹殺するために意図的に作られたってことなのよ。
ようは悪意をもって物部を悪役に仕立て上げた輩がいるということ。
氣になるね〜
石と言うからには勾玉か何かなんだろうか?
と思っていたら、
こんなブログを見つけた。↓
このブログによれば、
玉藻鎮石は石ではなく【 鏡 】であるらしい。
つーことは、
玉藻鎮石は出雲・物部の神宝である鏡ってことになるのかな?
八咫鏡の裏バージョンみたいな。
大阪府富田林市宮町にある
美具久留御魂神社( みぐくるみたまじんじゃ )のご神体は玉藻鎮石なんだそうな。
主祭神の美具久留御魂大神というのは大国主命の荒魂。
と、いうことは……
天照大神の魂が宿っているのが八咫鏡なら、
大国主の魂が宿っているのが玉藻鎮石なのかも知れないね。
ああ……
今回の記事は言いたい事ありすぎて混線した。




