ついに来た。
綾杉るな氏の『星の迷宮へのいざない』
注文したのが発売日の前日だったが届いたのは翌日。はや!
パラパラとめくって目についたのが156ページのこの言葉だった。
「イシス」は
「いしり」「いづら」「いそら」へ
いそら、はイシスなのね❤︎
その次のページにはこうも書いてあった。
「いそら」とは
シリウスを指す以外に、
海に潜って天候や神の意を占う巫女、また人魚を指す言葉でもありました。
このことは、
兎と亀の亀さんのブログで知った。
でもさ、
海に潜って神の意を占う巫女が、
古代エジプトのイシスへと通じているのかも知れないって思うと、
何だかドキドキする。
何となくだけれど、
この本は最初からお行儀よく読まないで、
その日、その日、たまたま開いたページを読むことにしようと思った。
今日たまたま開いたら「イシスといそら」のメッセージだったけれど、
それで思い出したことがある。
ずっと昔、変な夢を見たのだ。
夢の中に女がいた。
顔ははっきりとは分からない。
ただ、その女がマグダラのマリアということだけは分かる。
女は手のひらに何かを乗せている。
金色の鎖。
そして丸い金属製の……
彼女はそれを、わたしに手渡した。
ハッとした。
アストロラーべ!
咄嗟に脳裏に言葉が浮かんだ。
そうだ。
これはアストロラーべだ。
アストロラーベ( Astrolabe )とは、古代〜中世にかけて天文学者や占星術師が用いた
天体観測・計算用のアナログ計算機で、星の位置・時刻・方位などを視覚的に測定・
予測できる多機能な道具。
マグダラのマリアがアストロラーべを持っている。
その時、
「彼女はマギなんだ」
不意に、そういう言葉が浮かんだのだ。
マグダラのマリアは星のマギである
マギ( Magi )というのは、
古代ペルシアの祭司・聖職者を指す言葉で、転じて占星術師や魔術師を意味する。
……よく分からないけれど、
アストロラーべを持っていたマグダラのマリアは、マギだった。
夢の中の彼女は古代エジプトの魔術や叡智にも通じていたし、
宗教画によくある金髪の白人女性なんかじゃなかった。
肌は浅黒かったし、黒髪だったような氣もする。
いろんな伝説がマグダラにはあるけれど、わたしの夢の中の彼女には海のイメージもあった。船に乗って航海するイメージ。
そして夢がスライドして、場面は不意に五島列島になる。
なにゆえ五島列島?
意味不明だが、海と島々と沖合を行く船。
いきなり暗い船内に場面は変わり、暗闇に祭壇が見える。
よく見ると聖母マリアが祀られていた。
夢の中でわたしはマグダラのマリアからアストロラーべをもらい、
場面は飛んで五島列島の海を行く船の中、
船霊様(ふなだまさま )として信仰されている聖母マリアを見た。
祭壇に飾られた数本の百合の花。
陽の光の入らない船底に、隠されたように祀られている船霊様。
五島列島
キリシタン
は、分かるけれど、まさか聖母マリアが船霊様だなんて。
マリア・ステラ( Stella Maris )〜海の星。
何だかよく分からないけれど、ずっと昔にそんな夢を見た。



