面白い。
都市ボーイズの「はやせ」さん。
仏を憑けてくれる儀式を受けに行ったはいいが、
受付の女性に「YouTube、やってます?はやせさんでしょう?」と聞かれ、
咄嗟に「違います」と嘘をついた。
ところが「じゃ、お名前を」と問われたものの偽名を思いつかず、
「はやせです」
キッパリと答えた。
「えっ!?」
むろん相手は驚いて目を見開く。
「で、では下のお名前は?」
「やすひろ、です」
「えっ!?」
相手はさらに驚く。
はやせさん。
本名、早瀬康弘、だから。
そうこうしているうちに中に通され、椅子に座らされる。
そしてまず、紙に名前を書かされた。
その横に大きく、
田九仏
と書かされる。
田九仏……
たくぶつ。
それを何度か唱えて、
今度は紙を飲み込めと、指示される。
なんとか紙を小さく丸めて飲み込んで、儀式終了。
儀式後に説明を受ける。
この仏さんはピンチの時に助けてくれる。
ただしそれが「復讐」のような場合でも。
相手を傷つけても貴方を助けてくれますからね、と。
仏が人を傷つける?
そんなはずはない。
これはおそらく厳密に言えば「仏」ではない。
一体「田九仏」とは何なのだろう。
田んぼの田に九。
これを思わせる漢字がある。
画像はお借りしました。
上の字は「きかのう」と読む。
身延山では昔から使用されている文字で、
鬼子母神に関連しているらしいが身延山のお寺のお坊さんも由来は知らないという。
鬼の角が取れ、叶うという文字を組み合わせた字だが、辞書にはない文字なのだ。
画像はお借りしました。
身延山節分会で蒔かれる福豆。
そこに「きかのう」の文字がある。
きかのう
おそらく……
鬼叶う、
き・かのう
なのではないか?
早瀬さんがお腹に入れた「田九仏」は、
たぶん……
おそらく……
きかのう、なのだ。
角のとれた鬼。
鬼子母神。
体験した人は「羽衣みたいなのを纏った天女」らしきものを見ているが、
それはおそらく天女ではなく、鬼子母神なのだと思う。
鬼子母神。画像はお借りしました。
天女のような鬼子母神 ↑
助けてくれるのはいいが、仏と違って助け方がエグい。
田九仏とか「きかのう」と名を変えてはいるが、やはり鬼なのだ。
土壇場に追い詰められた人にとってはまさに「仏」なのかも知れないが。
土日はブログをお休みします。
皆様、どうか佳き週末をお過ごし下さい。


