ジヨンは押し倒されたままの私を見据えていた。
その表情がなんとも言えない色っぽさで……
「いっ言います!!」
(このままだと緊張しすぎてもたない…。(;°皿°))
「ほんとうに?!なんでギュッてしてって言ったの?!」
ジヨンはすごく嬉しそうだった。
「…あのね…夢をみたの。」
「ゆめ?」
「そっ。g-dragonのButterflyのMVみたいな世界。」
「へぇ~…面白そう!もっと聞かせて」
ジヨンは私と向き合う形に姿勢を整えた。
「うん。その世界では皆私の事をお嬢さんって言うの。不思議な国のアリスみたいなおかしな人達に巡り会って行くんだけど…いつも、王子様のような格好をした人に会うの。」
「それで?それで?」
ジヨンは私の話を真剣に聞いてくれた。
「その王子様はいつも顔は見えなかったの。その王子様だけは私の事を『お姫様』って呼ぶんだ。さっきも同じ夢みてて………」
その王子様の顔がわかったんだ。
チラッとジヨンを見るとキョトンとした顔をしていた。
そこから先はなんて言っていいか迷った。
「なんだぁ~その王子様俺だよ!!」
「えっ?!!(@Д@;なっなんで分かったの??」
私は言って直ぐに墓穴を掘った事に気がついて、手を口元に持っていった。
その瞬間ジヨンはニヤっと笑った。
「フフっ…やぁっぱりね!!」
「まだはっきりと見えたわけじゃないよ?」
私は最後の反抗をしてみた。
「じぇったい!そうだよ!」
(生じぇったいだ!(〃∇〃)
「なっなんでそう言い切れるの?」
「だって!俺のお姫様は愛梨だもん。」
「…なんか…答えになってないね。」
「って事は少なからず、愛梨ちゃんは俺の事意識してきてる訳だ~」
ジヨンはいたずらする少年の表情で話しはじめた。
「ちがっ!」
「違くないでしょ?俺王子様の格好してた?」
「…うん。」
「なんでギュッてしてって言ったの?」
「くっ雲の上にジヨンといてフワフワして気持ち良くなってきたから…つい……」
「気持ち良く…ねぇ~( ̄ー☆」
「!!~~ちょっとトイレ…」
その場にいるのが耐えられなくなったのと、ジヨンの攻撃から逃げたくなりベッドから出ようとすると、ジヨンに腕を掴まれた。
一瞬にして私はジヨンに抱きしめられる形になった。
…すごくいい匂いがした。
「愛梨。大好きだよ…」
ジヨンは耳元でそう囁いた。
「……」
ジヨンはずるいと思う。
「少しずつでいいから俺の事意識してくれるなんて…嬉しい。」
そんな事言われたら、私だって嬉しくなる…
「愛梨がもっと俺の事好きになってくれればいいのになぁ~」
そんなのとっくに好きになってる。
でも…あたしなんでジヨンに自分の気持ち伝えられないんだっけ…
…
…
「愛梨。」
ジヨンが不意に呼んだもんだからとっさに顔を見てしまった。
「おまえはおれのものだよ?」
「!!フフっ…(ジャイアンみたいw)」
「???」
ジヨンは私がなんで笑ったのかわからず不思議そうな顔で見ていた。
その瞬間口元に何か触れた。
「愛梨が笑顔になってたからチューしちゃった」
ジヨンは艶っぽい表情でベロを出しながら可愛く言った。
愛梨にキスをした途端に顔を真っ赤にした。
リンゴみたい(^ε^)♪
君のその表情一つで俺の心がかき乱されるのちゃんと自覚してるのかな~
~♪
そんな幸せの時間を邪魔するかのように俺の携帯が鳴った。
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