ジヨンに独占欲、素敵な夜、しまいにはbaby good night と一気に言われて頭がパンク寸前だった。
なんと私は今あのジヨン様のお部屋にいる。
「テキトーにくつろいで~。飲み物持ってくる。」
パタン
「…おかまいなく。」
頭の中が真っ白になってジヨンの話してる声も入らない状態だった。
私は日本にいる、あのお方に電話した。
「ほ~ジヨンちゃんもなかなかやるのね~。」
「梓!!完全に他人事でしょ?」
「まぁまぁ!で?愛梨はジヨンの事好きなの?」
「………ジヨンといるとドキドキする。………でもこれが恋なのかよくわかんない。」
「(愛梨ってにぶちんなのよね)まっドキドキするっていう事は少なからず異性として見てるって事よ!」
梓と電話してると、肩の上に何かが乗っかった。
肩の上を見てみると、ジヨンが肩の上にあごを乗せていた。
「あいり~でんわまだ??」
少しふてくされジヨンだ。
「((゚m゚;)そっ!それじゃ梓また電話しゅる!!」
「あっちょっま」
プープー
あたしは慌てて電話を切った。
「望はどうしたのか聞くの忘れたよ…あの子何してるのよ~」
「じっジヨン。あの…その…今日って…」
あたしが尋ねると、
「ぷはっハハ」
ジヨンはいきなり笑い出した。
「????」
「愛梨顔へんだよ~」
ガーン( ̄□ ̄;)
そりゃ一般人のあたしは顔が変でしょうよ…だからってはっきり言わなくても…
「でもそーゆー愛梨もかわいい」
下唇を噛みながらジヨンは微笑んだ。
「だいじょ~ぶ!!そーゆー事は愛梨ちゃんがドキドキの気持ちから俺の事完璧に好きになってからするから。」
(電話の内容聞いてたんだ!)
「それより!なんであ~ちゃんて呼ばれてるの?」
「あ~ちゃん?………なんでだろ??中学の時から?」
「ちゅうか?」
「学生の時!학생だよ!」
「前から気になってたけど愛梨って韓国語少しわかるの?」
「うん!だって毎日アイリスみてた………あっ」
ジヨンを見るとまたふてくされた顔していた。
「タプヒョンねぇ………」
「ジヨン!あの~これはっ…え~と…」
「フォローなんてしなくていいよ~。悲しくなるから~」
そんなジヨンの顔がかわいいと思ってしまう私。
そんな事言ったらジヨンに怒られそうだね。
「じゃ愛梨お風呂入ってきなよ?」
「!!…うっうん。」
「フフ…何もしないよ?俺の事信用できない?」
「……するっ。」
「じゃ入っておいで?」
ホッと安心した顔をした愛梨はお風呂に入っていった。
…本当は、ギュッとしたり、チューしたかったけど我慢だね。
俺は気を紛らわす様にヘッドホンを付けて今度出るアルバムの編集をする事にした。
「ふわ~。とりあえずひと段落♪」
時間を見ると愛梨がお風呂はいってから3時間たっていた。
「やっべっ!あいり~??」
いつも作業中は夢中になって周りが見えなくなる。
愛梨の名前を呼んでも返事がない。
まさかホテルに戻っちゃった??
「愛梨?!!?」
リビングに行くと、真っ暗の部屋の中にキャンドルの光で照らされて人影が見えた。
ソファまでいきその人影を覗きこんだ。
「フフ。寝ちゃってる。」
愛梨は手に本を持ちながら寝てしまっていた。
読みながら寝ちゃったんだ……かわいい。
俺は愛梨を起こさないようにそっと手もとにある本を取った。
「……なんの本?わっかんない。」
日本語と韓国語が混ざってた本だった。
漢字はよく読めない俺は、ひらがなとハングル語とわかる所を読み上げた。
「ハングルをぼう?」
中を見てみると韓国語の日常会話が書かれていた。
分かった!!愛梨、韓国語覚えてるんだ!
中を良く見てみると、彩りのマーカーで印がつけられていた。
それって…俺の為?…タプヒョンの為?
愛梨が勉強している事にエライと思いつつ複雑な気持ちだった。
俺はそっと愛梨をお姫様抱っこし、いつも寝ているベットに下ろした。
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