◆主成分/リゼルグ酸ジチエルアミド



◆投与方法/経口投与あるいは静脈注射による投与


充分臨床的効果を与える量は体重66kgに対し0.1mg以上。
半数致死量は54mg。



◆効果/幻覚(視覚、聴覚)作用・不眠効果、様々な主観的影響・客観的影響が見られる。


基本的な生理的変化は交感神経系が軽く興奮した時の典型的な状態と同じである。


瞳孔を拡大し、末梢細動脈を収縮し、心臓を収縮し血圧を上げる。
脊髄反射の興奮性を高めることもある。
主観的影響である視覚的効果は眼を開けていると、
光と空間の知覚が変化し、色彩が生き生きと輝くように見える。


視覚に対する効果は、眼を閉じたときにさらに強いものとなる。
聴覚にも複雑な幻覚が起こることがよくある。


経口摂取した場合、1時間以内に効果が現れ、8~9時間持続する場合もある。
不眠効果は、16時間続く事がある。


静脈注射による摂取の場合、数分で効果が現れる。


投与による臓器及び脳への損傷は報告されていない。



◆耐性・依存/急速に生理的耐性を生む。身体的依存は生じない。精神的依存を生ずる。


1943年、Sand社(スイス)のアルベルト・ホフマンにより合成。


ライ麦や小麦のカビの一種の麦角、アルカロイドから半合成される幻覚発動薬。
眠りを誘う神経ホルモンであり、
生理活性アミンの一種であるセロトニンの複雑な誘導体で、
アミンの神経ホルモンの作用を左右して幻覚を生じる。


紙片(ろ紙)に溶液を染み込ませたものが一般的で、
通常服用の際、肝臓による代謝を避けるため舌下に2時間程度挟んでおく。


形体としては錠剤であったり、角砂糖であったり多種多様である。
アシッド、L、ペーパー・アシッドなどと呼ばれる。

ナイアシンを服用するとLSDによるバッドトリップを回避できる。



我が国では、1970年に麻薬に指定されており、
その使用には「麻薬及び向精神薬取締法」の制約を受ける。




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