先日、ジュエリーフェアで安く宝飾品を購入する方法が配信されましたが、
今回は、その応用編です。
「ジュエリーフェア」は、年に1回ですが、
御徒町に直接買いに行けば、1年中いつでも好きな時に激安で購入することが出来ます。
まず、JR御徒町駅を出たら、昭和通り側、秋葉原よりの方向に歩きます。
その周辺が、宝飾品の問屋街と言われている地域です。
目指すのは、駅周辺の小売店ではなく「素人お断り」の店です。
本当の問屋は「問屋直売」等と書いていませんし、キレイな女性の販売員もいません。
バブルの頃は、5,000軒とも言われていた宝飾関連の店も大分減りました。
いまだに暗黙のルールとして「素人お断り」となっています。
しかし、小売店の店主には、「ほとんど素人」といってもいい人が沢山いますし、
現金を持っている人なら、まず誰にでも売ってくれます。
ブティックの店長や呉服屋さんは、宝石についてはド素人です。
仕入れに来てうろうろしています。
ただし、「裸石(ルース)をどうやって加工するのか。」等、
あれこれ面倒なコトをだらだら聞かれると、邪魔になり嫌われます。
ルビーやサファイア、エメラルド等の色のついた宝石(色石)を買うには、
それぞれリスクや知識が必要ですし、
色合いによるグレード等は、全て自分の目が頼りなので、慣れた方でないと難しいです。
例えば、オパールやエメラルド等は、
石留めすると一定の確率で石が割れてしまうことがあります。
「エンハンスメント」という改良処理をしてある石も種類によっては結構多いです。
しかし、ダイヤモンドであれば、グレード表示で品質がわかります。
ダイヤのルース屋さんは、店の前にグレードと値段を貼り出していますので、
事前に相場を知ることも出来ます。
ちなみに、小売ではないので、通常、クレジットカードは使えません。
一見さんは、現金のみです。
ダイヤモンドは裸石の状態でも、
ソーティングと言われる鑑定書作成の前段階調査が終了しているものが多く流通しています。
予め、鑑定機関で検査して、そのグレード表がダイヤを入れる小袋に貼り付けてあります。
裸石を買ったら、このソーティングの袋にダイヤモンドを入れて渡してくれます。
これを、そのソーティングを行った鑑定機関に持っていけば、数日で鑑定書を作ってくれます。
「ダイヤモンド鑑定書」は裸石でないと作れません。
枠留めする前に依頼するようにします。
ソーティング付なら、一から検査するより、時間も短く、料金も安くなります。
写真入の鑑定書を作って、数千円程度です。
鑑別書なら、もう少し安くなります。
鑑定書は、ダイヤの成績表で、
鑑別書はその宝石がどんな種類で天然なのか、
加工されたものか等が記載されているものです。
宝石の鑑定機関では中央宝石研究所(中宝研)や
全国宝石学協会(全宝協)等が有名で、信頼性が高いといわれています。
中宝研なら「CHK」、全宝協なら「ZHK」等の略称で価格表に表示しているところが多いです。
機関といっても、国や協会の機関ではなく、普通の営利企業で株式会社です。
これ以外が全部ダメということはありませんが、
割増料金を支払うことで、簡単にグレードをワンランク上げてくれるような、
適当な鑑定機関もあります。
ご注意ください。
また、ソーティングのついていないダイヤモンドは、
自分の目だけが頼りとなりますので、素人は手を出さない方が無難です。
さて、次は枠留めです。
枠屋さんや加工屋は、その辺に沢山ありますし、看板にもそう書いてあります。
「キャスト○○」とか「プラチナ○○」等という名前の店が多いです。
外から覗いて、ガラスケースに空枠が沢山並んでいるところが空枠屋です。
枠屋さんで、気に入った枠を選び「石留めもお願い出来ますか。」と聞けば、
ほとんどの店で引き受けてくれます。
石留め料金は、中石4,000円、脇石2,000円程度です。
数日かかりますが、追加料金を支払うとその場でやってくれるところもあります。
枠選びに自信がないようでしたら、店員に予算を伝えて、
「この石はどんな枠を選んだら映えるでしょうか。」と聞いてみるといいです。
枠の価格が掴めなかったら、
「この石に合う一番安い枠ですとどれですか。」と聞き、
それに少しずつ上乗せして考えていけばいいです。
プラチナ台リング枠でも10,000~20,000円程度からあります。
プチネックレスならもう少し安く出来ます。
婚約指輪ならシンプルなものが人気なので、それ程高くはありません。
ダイヤがギラギラついた枠だと、枠だけで数十万円のものもあります。
それぞれ、専門の店に行く方が種類も豊富ですし、安かったりします。
しかし、面倒でしたら枠屋さんで、
中石の周囲に入れるダイヤも手に入りますし、加工もしてくれます。
「脇にメレ(小さいダイヤ)の入ったモノはいくらになりますか。」とか言いながら、
好きな枠を選べばいいです。
ただし、メインのダイヤモンドはダイヤモンド専門店で買うようにします。
一応、プロ専門の店ですので、
いつまでもウダウダと決められないような行動は嫌がられます。
ある程度、事前に広告を見て、イメージを決めてから行った方がいいです。
広告の写真を切り抜いて持って行くというのもわかりやすくて良いです。
空枠屋さんには、枠のカタログも置いてあります。
実物大の写真で、分厚いものだと1冊数千円から10,000円程します。
これを手に入れれば、自宅で石をそのカタログに乗せてみて、
石が留まりそうな枠を選んで、番号で注文出来ます。
年中買う人には良いかもしれません。
個人でしたら、必要ありません。
これは、問屋や小売店が仕入れるのと同じ方法なので、小売価格より大分安く入手出来ます。
違法ではありませんので、興味のある方は実践をお勧めします。
ダイヤモンドでも何でも、掛率にて金額が決まっていますので、
安いものを買う時よりも高額品を買う時の方が、差額の威力は大きくなります。
