私は2011年3月11日に起きた東北関東大震災の

被災者の一人である。


被災者とは言っても、五体満足で、電気の通った暖かい

自宅でこのような文章を打っているのだから、正確には

被災者と呼んでいいのかはわからない。


まだまだ生活は不自由ではあるが、沿岸部に住んでいた

津波の被害に合われた方々に比べれば被災者と呼ぶのは

失礼な気もする。



ライフラインの復旧の遅れ、深刻な燃料不足とそれに伴う

支援物資の不足、予断を許さない原発事故。


いったいこれから日本はどうなってしまうのだろうか?


そんな不安に押しつぶされないように、この文章を綴っている。


そして、不安に押しつぶされないだけではなく、この未曾有の

大災害の経験者として、何かを感じ、自分自身の何かを変え、

少しでも『今後の日本のプラスの要因』になれるように、

決意することも含め、より多くの人々に発信し、共有できるように

ブログと言うツールを利用することにした。



ネガティブに考えようとすれば、いくらでもネガティブに考えられる

この状況。しかし、ネガティブに考えたからと言って何かが変わる

わけではない。

かと言って、ポジティブに考えたからと言って何かが変わるわけでは

ないのかもしれない。


現状は現状であり、世界はいつもあるがままである。


しかし、そのあるがままの世界を、私たち人間がどのように

傍観し、捉え、理解し、どのように意味付けるかによって、

私たちの中での世界の在り方が変わるのだと信じている。


そして、その一人ひとりの中での世界の在り方が、

やがては世界を変える大きな流れになるのだとも信じている。



この文章を読んでいただいている方は、

「この人は何を言っているんだ?頭がくるってしまったのか?」と

思われる方も多々いらっしゃるとは思うが、

私が云わんとしていることは、インドを独立に導いた

マハトマ・ガンジー氏の次の言葉に集約されている。


「世界に変化を望むならば、自らがその変化となれ」



私は無能で、だらしがなく、特別な能力を持った人間ではないが、

自らの中で少しでも良い変化を起こし、その変化をもって

世界に少しでも良い影響与えたいと考えている。



それは所詮『大海の一滴』に過ぎないのかもしれないが、

大海はその一滴によって作られているというのも事実である。



もし、今後このブログを読んでいただける方がいらっしゃるとすれば、

ある一人の男の『決意表明という名の独り言』と思って読んでいただければ

と思う。


余震にひやひやしながら、なんとかここまで綴った文章。

ひとまずここで結びたいと思う。


2011年3月18日 仙台市内の自宅にて