東京の端っこ在住。
21才のフリーター兼通信制大学生長女を筆頭に、高3、中3(2024年現在)3人の娘を育てるアラフィフ女子。
特筆すべき点もないありふれた日常を、独断と偏見でぶった斬る???娘たち曰く「見た目はオバさん、心はオジさん。世の中の常識が通用しない、サバイバル系不死身の過激派」らしいです。
お暇なときにちらりと覗きに来ていただければ幸いです。
こんにちは。
清々しいほどに、いつも大好きなテギョン君を追っている侍ままんです。
かねてより、その聖人君主っぷりで話題にのぼることが多い、長女の彼氏『瀧君(仮)』
先日も、長女が彼氏宅に泊まったという翌日に、見慣れないランチバッグを引っ提げて帰宅したのです。
『あ、あんた
それはまさかっっっ』
『今日仕事だったから、お弁当作ってもらった。彼ぴに』
『ひーーーー
なんって恐ろしい子っっっ
』
ちょっと、ちょっと、ちょっと奥さん
時代はいつから、彼氏がお弁当を作ってくれるようになったんですか
『それで、あんたはまさかその弁当箱を母に洗わせようとしてるのかいっッ』
『よろ』
『ひーーーー
なんって恐ろしい子っっっ
』
かつて【母弁当作る長女食べる
彼氏弁当箱洗う】というのはありました。この時は瀧君が弁当箱を漂白してくれたと、我が家では大騒ぎとなりました。
それが今回は【彼氏弁当作る長女食べる
母弁当箱洗う】
長女お前何様やねんっっっ
『だって〜頼んでないのに作ってくれたんだも〜ん』
どこの世界に、頼まれもしない弁当を作ってくれる彼氏がいるというのだろうか
それで弁当箱を洗おうと、瀧君のランチバッグを開けた時、私の目に飛び込んできたのは
『がんばれ〜』
ふせんに書かれたメッセージ。
保冷剤に貼ってありました。
全米が泣いたよね
マジで
知ってますか
ウチのコ、社畜には死んでもならないという目標を掲げているため、現在『週4』しか働いてないんですよ
一応フルタイム勤務をしながら通信制大学生も兼務しているとはいえ、親の脛をゴリゴリにかじりながら、かなりの余裕を持って生きているのです。
方や瀧君は、親元を離れ自分で家事全般をこなし、何なら妹の異性関係にまで気を配りながら、大学の研究室で昼夜を問わず勉学に励み、塾講師とカラオケボックスのバイトを掛け持ちながら、週末には地方にある企業の工場を訪問して共同研究に勤しむという、そんな人なのです。
そんな彼が、長女の弁当を作っているという
どーーーー考えても
お前が瀧君の分まで弁当作れよっ
瀧君死んじゃうでしょうっっっ
オバはんは頑張る若者が大好きです。
そこに血縁など関係あるものか
奥さんどうやったらこんなに立派な青年が育つのでしょうか。同じ時代に同じ土地で育ったはずなのに、こんなにも差がつくのはなぜなんでしょうか
え親が違うんじゃないかって
こうやって我が家では、でっかい声で4人の女子たちが『私も瀧君みたいにお弁当作ってくれる彼氏が欲しい〜』『私も〜
(母含む (笑))』ってやってましたら、近頃旦那様が、だまーーーーって皿洗いをしたり、だまーーーーって洗濯物を干したり、畳んだり、しまったり、だまーーーーってゴミを捨てたりするようになりましたとさ。
奥さん
娘に素敵な彼氏が出来ると、旦那が少しは働くようになるのかも知れません。
彼氏の善行は出来るだけ、でっかい声で喋りましょう(笑)
瀧君
君の行いは世界を変えるのかもしれないっ



