東京の端っこ在住。
21才のフリーター兼通信制大学生長女を筆頭に、高3、中3(2024年現在)3人の娘を育てるアラフィフ女子。
特筆すべき点もないありふれた日常を、独断と偏見でぶった斬る???娘たち曰く「見た目はオバさん、心はオジさん。世の中の常識が通用しない、サバイバル系不死身の過激派」らしいです。
お暇なときにちらりと覗きに来ていただければ幸いです。
こんにちは。
清々しいほどに、いつも大好きなテギョン君を追っている侍ままんです。
この度、職場にて入社2年の私に後輩ができました。
25歳男子
ほぼ息子やんっっっ
かねてより、辞めたパートさんの穴を埋めるべく、求人サイトで人を募集しておりました。それで先月から、立て続けに3人の応募があったのですが、なんと3人連続で面接に来なかったという驚きの事態が発生したのです。しかも何の連絡もなくよっ
代表曰く。3人共に前日に電話でやり取りをして『では明日お待ちしておりますね』と言って、約束をしたにもかかわらずのドタキャン3連発
だったそうです。
3人の年齢はまちまちで、20代だったり30代だったり、50代だったり。
うちの娘らに、この話をしましたら
『今の人ってそうよ連絡とか一切しないで【飛ぶ】人なんかフツーにいるって
フツーフツー全然フツー
』
こういうの【飛ぶ】って言うんですかもはや、そういう言葉があるんですね
オバはん
またもやカルチャーショックです
しかもアルバイトマスターたちに言わせれば、面接の結果採用が決まって、シフトに組み込まれた初日に【飛んで】来ないヤツすら、全然フツーにいるということでした。
いやはや、、、昭和生まれの我々には信じられませんよ。
そりゃあ応募したものの、気が変わったとか、他に条件の良いほうの採用が決まったとか、家庭の事情が変わったとか、色んな事情から『やっぱり辞退させていただきます。』っていうのは全然あると思うのよ。
だがしかし、そういう時でも一応は『お断りの連絡を入れる』というのが、我々の世代では常識だと思っていました。
それをイマドキの人は、完全無視で【飛ぶ】のがありだと思っている(人もいる)というのです。
こわっっっ
面接のために時間を空けて待っている人がいるというのに
仕事がしたいというから、ポジションを空けて待っている人がいるというのに
何の罪悪感もなく裏切るヤツがいるなんて
マジで恐ろしいよっ
それでうちの代表は、3回連続で振られたことで軽い人間不信に陥りまして(笑)、4人目の応募があったときには、会社の他のメンバーの誰にも応募があったことを言わなかったのです。
『また振られたって皆んなに言うことになったら、流石に耐えられないと思って』
101回目のプロポーズかよっ
(古っっっ)
それである日、突然何の前触れもなく仕事場に見慣れない若者がやって来ました。
『誰』
『誰』
『誰』
短い面接の後、代表は高らかに宣言をしたのです。
『今日から働いてもらうことになった
M君です』
私のときもそうだったのですが 、うちの代表ときたら、面接で何を見てるんだってくらい、何も見ないで採用を決めていると思います。多分履歴書すら真面目に見ていなかったことでしょう。だってつい最近、私の学歴を知って目ん玉飛び出してましたからね(笑)履歴書に書いてあったの読んでなかったんか〜い
恐らく彼の中での採用条件は『健康な日本人』きっと、その程度のはずです。
かつてどこかの外国人が面接に来たこともあったそうですが、日本語もイマイチで日本文化の理解もイマイチとあっては、流石に葬式には向いてなさすぎる、ということで、それ以来日本人に限定しているみたいでした。
そういうわけで、間もなく3年目に入るというこのタイミングで、私は後輩を指導する立場になったのです。
感想を言っても良い
毎日めっちゃ疲れるわ〜
一人で仕事をする何倍も疲れます。
自分では分かりきっている仕事を、いちいち何でも説明しなくちゃいけませんので。
これ、子育てと一緒ね
しばらくサボっていた、子育て第ウン章が始まった感じがしています。
しかも友蔵師匠とジャイアンは、ほぼ教える気がありません。私の仕事場でのあだ名は『先生』なのですが、『先生なんだから先生が全部教えてよ』そう言ったきり、ほぼ私に丸投げしている状態です。
だがしかし、実は私が仕事を覚えるまでには数々の困難がありました。
【その①】
友蔵師匠は優しくて穏やかな性格なのですが、いかんせん『THE職人』と言った気質で、まず口数が少ない。その上言葉足らずで、言っている意味が良く分からないということが多々ありました。
最初のうちは聞き返すのに気が引けて、良く分からないまま流してしまうこともありました。
だがしかし、あるところで『分からないもんは聞くしかねえ』と割り切って、めちゃくちゃ聞き返すようにしたのです。
友蔵師匠も初めは『うるせえなあ』と文句を垂れていましたが、そのうち慣れたのか、自分の過ちに気づいたのか(笑)、細かく言葉を足して言ってくれるようになったと思います。
【その②】
ジャイアンは、見かけによらずめちゃくちゃ細かい性格で、1日の作業の段取りをあらかじめ決めておかないと気が済みません。
それで今日はこれをこうしようか、ああしようかと私にも相談してきたりするのですが、正直新人の段階でそんなことを聞かれてもサッパリだったわけです。
しかも『そんなのどっちでも良いだろう』と思えるような、滅茶苦茶細かな段取りまで決めようとしてきて、正直『うっせえなあ
』と思っており(笑)当時は結構なストレスでした(笑)。
こういう過去を踏まえて、私はより新人に優しい教育をしようと心がけております
特に、上司2人は葬儀業界歴が長いので『普通に考えてそうだろう』とか真顔で言ってくることが多々あるのですが、普通の人代表の私に言わせれば『そんなこと誰も知らねえよっ
』ってことは山のようにあるのです。
特に新人M君は、25歳の若者ですから。
私より葬儀に詳しいということは、まずないでしょう。
せっかくこの変わった業界で働こうと思ってくれた青年ですから、基本的な知識からゆっくり教えて、ビックリしないように育てていきたいと思っています。
M君これから一緒に頑張ろうぜ




