東京の端っこ在住。
21才のフリーター兼通信制大学生長女を筆頭に、高3、中3(2024年現在)3人の娘を育てるアラフィフ女子。
特筆すべき点もないありふれた日常を、独断と偏見でぶった斬る???娘たち曰く「見た目はオバさん、心はオジさん。世の中の常識が通用しない、サバイバル系不死身の過激派」らしいです。
お暇なときにちらりと覗きに来ていただければ幸いです。
こんにちは。
清々しいほどに、いつも大好きなテギョン君を追っている侍ままんです。
今週は長女の通信制大学のスクリーング期間ということで、すでに5日間くらいぶっ通しで大学に通っています。
普段、8時間くらい仕事をしているので余裕かと思いきや、学校に行くというのはまた別の苦労があるようで『めっちゃ面倒くせえ』そろそろ通学に疲れてきたみたいです。
いや、普通の大学生というのは、皆んな毎日これをやっていて、さらにはサークル活動をしたり、バイトをしたり、デートをしたり、遊んだりしているのだよ
頑張れ
しっかし、今になって冷静に考えるとすごい体力ですよ。当時のこと思い出せば、本当に1日24時間じゃ足りないくらいやりたいことがあって、それに対しては全く面倒臭いとか無理だとか思ったことなどなかった気がします。
【若さ】って、圧倒的な武器だよね
さてそうやって、初めて本格的に大学の授業に通っている長女ですが【長女が行くところ変人あり】というのはもはや定説になりつつあるのです(笑)
これまでもGWや土日祝日などで、何度か学校で授業を受けたことはありました。
そのたびに「友だち出来た」と聞くのですが「隣の席の人と離れすぎてて、声が掛けられる雰囲気じゃなかった。」とか「皆んな授業が終わったらさっさと帰っちゃう。」とかいうことで、通信制大学での友だち作りは難航しているようでした。
ところがこの夏の期間に限っては(なのかな)、短期留学みたいな海外から来ている学生たちとも同じ授業を受ける機会があるそうで、そういう人たちと話すことがあるみたいです。
数日前に話しかけたのは、台湾から来たというリー君(仮)。『2ヶ月前まではアメリカの大学に通っていて、今はたまたま日本にいて暇だから、大学の授業を聞きに来たんだ』という、そもそも状況が良く分からない若者(笑)。
英語の授業を受けているんだけど、英語も日本語もペラペラで、今さら何を学ぼうとしているのか意味不明過ぎるのだそうです。
それで、彼曰く。
『リーっていうのは実は本当の名前じゃなくて、本当の名前はググるとすぐに出てくるんだけど、それは言えない。』
っていう『本名名乗れない型』の人間らしいです。
誰
『このあとは20人くらいの集団で韓国に行く予定なんだけど、詳しいことは言えないんだ』
聞いてねえしっっっ
どっかの国の王子とかなん
お忍び日本旅行
それともFBIかCIAで、国際犯罪組織とかを追ってるんですか
それともただの中2病か、、、(笑)
『彼は一体何者なんだっ』
分かる日は来るのか
ひと夏のミステリー
そしてこの英語の授業の先生がカナダ人らしいのですが、これがめっちゃクセ強教師だという。
『How are you 』
これに対して『I'm sleepy.』とかいうネガティブなことを言うと、ブチ切れてくる『ボクはそんな言葉は聞きたくない
』かといって『I'm OK.
』と言えば『Why
』真顔で返してくるというウザさ
いやいや、、、
こういうのって、あいさつじゃんっ
なんでとかじゃねえじゃん
基本的に日本人の消極的な性格が嫌いで、『君の意見は』先生に振られた時に黙っていると、めっちゃ怒られるらしいです。『意見を聞いているんだから、黙ってるのはおかしいじゃあああん
』だけれども『I have no idea.』とかもダメ。それは『意見じゃない
』
ある時『日本には季節は何個ありますか』という質問に、誰かが『4つです
』と答えたところ、めっちゃ怒られたという。『君たちはそういう教科書的な知識しかなくて困るんだよ
』『日本には雨季があるでしょう
だから正解は5個。
』
いやいや、、、
それ完全に【今】考えたよね
日本には四季って言葉があるくらいで、文化的には4つが正解なんだって
そういう授業だから『めっちゃ疲れるんだって』英語云々とかいう問題とは別に、【I am the rules.】な先生のクセ強キャラに疲れているようです
(笑)。
他にも『シャーペンは子どもの道具だから使用禁止』だそう。長女がフリクションのペンを使って、間違えた文字を消していたら『いちいち消すんじゃない
文字を消すというのはネガティブなマインドのあらわれであって、日本人は【正確なノート】にこだわり過ぎるんですよ
ノートなんか間違って書いときゃ良いんだって
』訂正禁止を言い渡されたそうです。
いやいや、、、
間違って書いたものを放っておいたら、あとから何が正しいのか分かんなくなっちゃうじゃ〜んっっっ
とにかく彼はネガティブが異常に嫌いだよね(笑)
日本人に言わせれば、間違いを訂正するというのは『改善』なんだから、めっちゃポジティブポイント高いと思うんですけどね
彼に言わせると、フリクションは日本人が考案した【ネガティブなペン】だと言うことです
めちゃくちゃ素晴らしい発明だと思うんですけどね〜(笑)
長女は言ったよ。
『だから海外の消しゴムってクソみたいに消えないんだよ。消さないんだったら消える必要ないもんっ』
世界的に見たら、日本人の文房具への飽くなき情熱は異常なのかもしれないですね。
角しかない消しゴムとか、狂気を感じますもの
このくだりでは発見もあって、カナダ人教師の『シャーペンは子どもの道具だ』という意見に対して、フランス帰りの女の子が『確かにフランスでは8歳を過ぎたら、万年筆を使うのが一般的だよ
』ということを教えてくれたそうです。
万年筆で勉強するの
書きずらくない
国が変われば、勉強も『ガリ勉』と呼ばれるようにガリガリ取り組むものではなくて、万年筆を持って優雅にこなすものという認識なのかもしれないですね。
なるほど。
道具ひとつ取ってもお国柄ってあるものなんですね〜全然知りませんでした。
それにしてもさ〜。
私も大学に行って、外国人の先生にも教わったことがありますが、こんな変な人に会ったことないんだよね(笑)
つくづく長女の人生は
面白くて羨ましいよ

