こんにちは侍ままんです。
NHKドラマ『大奥』見てます。
テーマはズバリ【子作り】
生々しいですねえ。
いや、良いと思うよ。
もはや新手の性教育にも思えます。
私は3人の子どもを生み、
現在は子育て最終章(と思いたい)。
最初の出産から20年が過ぎた今だから言いますが、妊娠〜出産育児期って、世間的には【幸せの絶頂期】みたいに思われていますが、実際は地獄ですよね。
地獄以外の何ものでもない。
あれを地獄と言わずして、何を地獄というのだろうか。
それくらいの地獄よ。
言い換えたとしても、修行または懲役刑くらいの単語しか思い浮かびません。
まず、子どもを作るという作業自体に、思ったよりも夢がない。
子作りを知らない人にとって、10代の暇な子たちが妊娠しちゃうプロセスと、大人の女が妊娠するプロセスは同じに思えるかもしれませんが、これは全くの別物ですからね。
一言でSEXといっても、前者にとっては全くの『遊び』ですが、後者にとってはマジで『遊びじゃねえんだよっっっ!!!』命を賭けた一大プロジェクトと同じ扱いになります。
まさに、プロジェクトXです。
BGMは中島みゆきです。
この辺の違いを理解していないと、結婚後に夫婦間で揉めることになります。
お前!!!
いつまでSEXを遊びだと思ってるんだ!!!
パートナーの突然の変貌に、殿方は尻込みすることになるはずです。
女は基本的に【期間限定】の世界を生きているので、いつまでもダラダラしてはいられないのです。
子どもを欲している女は、常に
『今でしょ!!!』
って思ってる。
ですから、子作りに励んでいる女の脳裏には常に『地上の星』が流れていると思ってもらって、差し支えないでしょう。
何でしょうね。
子作りって、もう『執念』というか『呪い』みたいなものに近いです。
いま振り返ってみると、子どもが欲しいという感情は、自分の欲求というよりは、もっと壮大な『何か』に突き動かされて湧き出てくるんだよね。
ほら、寄生虫に行動を乗っ取られるカタツムリがいるじゃない???
多分あれと同じよ。
何かに乗っ取られた結果、気付いたら子どもが3人いて、いつの間にか懲役20年の刑に処せられてる気分なのよ。
そういう背景を知ってから『大奥』を見てみて下さい。
子作りの悲壮感とか虚しさとか、煮えたぎる怒りとか、そういう感情の生々しさがハンパない。
子どもを作るという一大事業において、確かに『誰との子か』ってことは、実はそんなに重要なことではないのかも知れないと思えてきました。
だって、誰との子だって『私の子』ですから。そして誰との子であっても『私が育てた子』に違いありませんから。
もし、あまり育児に関わってこなかったという殿方様がいましたら。
出産から20年が経ったころ、奥様は子どもの半分に夫の血が流れている事実を、リアルに忘れていることを覚悟したほうがいいでしょう。
大切なのは『上様のお子』である事実のみ!!!父親なぞは誰でも良いのじゃ。
その通りだよ。
育児が過酷すぎると、もはや誰と作ったのかなんてどーでもいいし、うっかり忘れそうになりますよね。
働け、子を産め、育てよ、保育園は空いてねえけど、総員借金してでも子を大学へ入れよ
よもや実現可能とは、到底思えない【異次元の】国家指令ですね。
戦後の『産めよ増やせよ』や、中国の『一人っ子政策』もそうですが、【言うは易し行うは難し】。
やったらどうなるとか、本当に出来るのかとか、女性も交えて、もう一回真面目に考えてもらって良いですか?
マジで。
赤面疱瘡が流行ってなくても、女に無理を強いている状況は『大奥』と全く同じです。
赤面疱瘡でもなくて元気でピンピンしているはずの男は、一体何をする予定なんでしょうか???
教えて!!!おじいさん!!!
そう考えたら
現代はすでに『大奥』なんです。
男女平等を通り越して、男女逆転もしくは体良く、全部を女にやらせる気なんじゃないかと疑ってしまいます。
マジでそろそろ、女将軍が誕生すべき時なのかも知れないですよね。