こんにちは侍ままんです。

我が家の末っ子三女さん(小5)の担任の先生は、ものすごいキャラが濃い!!

一言で言っていいですか?
そのへんを歩いていたら「チンピラ」にしか見えないの。

保護者の間で囁かれているあだ名は「組長」(笑)。
夏の間はとにかく黒系のアロハシャツに短パン。髪はモジャモジャの伸ばしかけみたいなビミョーな長さを常にキープ&無精ひげ(笑)。マスクは「黒」以外は絶対にしない主義。
よって別名「黒マスク」。
どんだけ呼び名があるんじゃい!!

ね、そのくらいキャラが濃い。
一番想像しやすいのは、2時間もののサスペンスドラマで冒頭に死体で発見される感じの人?生前の回想シーンでは家とパチンコ屋を往復するだけの日々で、ゴミの日を守らないで近所のおばさんに疎まれているろくでなし。(笑)
ところが、見た目はそんな感じの通称「黒マスク」ですが、別に極道出身とか言うわけではなくてちゃんとした正式な先生です。
だがしかし、その実態は良くわかっておらず、担任になった暁には個人懇談の場で、根掘り葉掘り聞いてやろうと思っていたのに、このコロナ禍よ。まだ会ったことすらありません。
唯一の情報元、三女さんの報告によると
・前職はゲームセンターの店長
・バンド活動をしていてCDを出したことがある
・東大に入れたけど、バンド活動がしたいからやめた。今思うと入っておけばよかった。
・警察の勘違いでパトカーに乗せられて連れて行かれたことがあるが、人違いで釈放。
・教室には黒板の上部ど真ん中に、能面が飾ってある。用途は「魔除け」らしい。
全っっっ然!!
点と点がつながらないの。

どこで何が起こって教師になったの???え??ってか総合するとやっぱり「チンピラ」が一番近くない??(笑)。
おまけに駅前のコンビニの入り口に、この近辺で唯一の喫煙所があるんですが、次女さんいわく「私が朝学校行くとき、いつもあそこでタバコ吸ってる。」
これ。
以前いたド田舎小学校では考えられません。
田舎では「教師」なんてのは3代さかのぼっても教師であって、地域でその一族を知らない者はいないくらいの有名人。
いつ誰と結婚しただの、嫁は美人だとかブサイクだとか、家をどこに建てただのメーカーはどこで、息子の名前が何で、第2子の出産予定日がいつだとか、、、
その噂はNHKニュースよりも早く広まります。
そんなですから、教師というのは町の中では「聖人君子」でいなければならない。
ホントに道路にツバでも吐こうものなら、どこで誰が見ていて、何を言われるか分かったもんじゃありません。
そういう事情から、かつて親しくさせていただいていた通称「劇団四季先生」などは、うっかり卵を切らしてしまっても町内のスーパーには買いに行かず、わざわざ誰も行かないような遠いスーパーまで行くんだと、聞いたことがあります。
かたや、チンピラ先生。
子どもの通学路にあるコンビニで一服してから、ご出勤。
こういうところが実に東京的だなあ〜と思うのです。別にタバコは合法ですから、成人であれば吸ったって何の問題もないはずなんですが、田舎ではいまだに【子どもへの影響を考えたら、先生はタバコを吸うべきではないし、ましてや子どもに見える所で吸うなんて破廉恥だわ!!キーーーーっっ!!
】って考えのお母様方、いますよ。

たぶん学校にクレーム来るよね。
東京の先生ってホント自由。

普通のサラリーマンと同じくらい自由です。
こういうと、都会の人は不思議に思われると思いますが、田舎の教師ってのは「サラリーマン」とは一線を画す職業なんですよ。

そんなチンピラ先生は、子どもたちには大人気で授業もなかなかに個性的で面白いらしい。
1回も見たことないけど。。。
何でこのタイミングなんだよ!コロナ!!!

田舎では、学級委員長がそのまま先生になったような人が多かったのですが、東京ではいろんな先生に出会えるのが魅力です。
「なりたい大人になりなさい。」
1人1人からそういうメッセージを感じます。
学校もいつになったら、通常運転に戻るのでしょうねえ
