こんにちは侍ままんです。



巷は芸能人の不祥事で盛り上がって?おりますが、違和感があるのは、それ【不倫】とかいう問題じゃないよね?


依存症っていうんじゃないの?
つまりは病気の範疇。


だって、もはやふらっとよその女性に「気持ちが動いた」とかいう、レベルの話じゃないでしょう?



キレイな奥さんがいるのに、子どももいるのに、満足な収入や社会的立場もあるのに、、、
のに、のに、言われてもそんなんで立ち止まれたのならば、そもそもやってませんよね?


のに、やめられないのならば、それを依存症と言うのでしょう。


「やめられない」ってのは薬物依存症と同じで、本人に責任を追及しても無駄だってことですから、外野がとやかく、彼の人格を否定するようなコメントをしても何の解決にもならないと思うのです。
もし、彼のためにできることがあるとするならば、病気だということを認識させて、治療に励むよう導いてあげれば良いのではないでしょうか。



よってこの不祥事は、彼が依存症だということが唯一の事実で、それ以上でもそれ以下でもないのだと思います。
大いに問題だったのは【てんかんの発作があるのを知りながら、バスの運転を続けていた】場合と同じで、自分でその間違いに気付けなかったという点でしょう。


とにかく【病気であること自体】を責めることは、誰にも出来ないことなのです。



皆さんにはそれを知って頂きたいです。



というのも我が家では、末っ子が幼少期から重度のアレルギー体質で、普通の人がしなくてよい苦労をたくさんしてきました。
その中で、アレルギーになったのはお母さんのせいだ、と言ってくる医者にも出会いました。前世の行いが悪いからだと言って、宗教団体の勧誘も受けました。
水が悪い、食べ物が悪い、布団が悪い、空気が悪い、環境が悪い、、、何の関係もない人があらゆる可能性を指摘してきました。



言うのは自由です。
でも言っていただいても、何の解決にもなりません。


『同情するなら金をくれ財布。』


出口の見えない困難に直面すると、人というのは本当に、これくらいの台詞を吐きたくなるものなんだなあ、ということが身に沁みたあの頃です。(笑)




で、昨今では世の中に「生活習慣病」なんてややこしい名前の病気があるものですから、この頃は何かしら病気を患うと「自業自得」のように思われることも少なくありません。


でも、果たして本当にそうでしょうか?


病気に【人格】は影響すると思いますか?
言い換えると【人格】が病気を引き起こすなんてこと、あるのでしょうか?



あくまで悪いのは病気です。

病気になると、ただでさえ心細くなります。その時に、輪をかけて人格否定をする必要など、ありますでしょうか?



【病を憎んで人を憎まず】



どうせなら闇雲に人を叩くのではなく、叩くべきものをきちんと見据えて叩くのが、宜しいかと思います。



とは言え、病気が引き金だったとしても、罪を犯したのであれば、それを償うのは当然のこと。病気と罪はまた別問題ですのでね。


理由はどうあれ、犯した罪からは逃れられません。



それはキレイな奥さんがいようが、社会的立場があろうが、高額納税をしていようが、立派な役職に付いていようが、全く関係のないこと。誰もが平等に、自分の犯した罪に見合った償いをしなければなりません。



ね。
この国には不倫なんかより、より重大な罪が隠されていましたよね。


これを機に、病気と人格には関係がないことと、社会的立場がある人ほど、罪を償う大きな義務が生じることを、皆で確認し合いたいと思えてなりません。



【罪を憎んで人を憎まず】



犯した罪は、何人も償いましょう。