こんにちは侍ままんです。




『おっさんずラブ』と並行して見ていた
『JINー仁ー』シーズン1、シーズン2。



嗚咽ですえーん
『JINー仁ー』完結編、最終回。




いや、なんかビックリした。
シーズン1でもシーズン2でも、タイムスリップした意義が全く解明されずに、最終回まで引っ張りました。


結局パラレルワールド的な、『君の名は』的な、元いた世界とは違うところに帰り、記憶は徐々に失われていくという結末でした。



でもとにかく完結編の名の通り、完結して良かったです。何より最後の現代編の解説が、非常に丁寧で良かった。えーん

『JIN』を見てしまうと、やはり『テセウスの船』のラストがかなり駆け足だったのが、残念に思えますね。



しかし、これすごいドラマです。
とにかく歴史物だし、出ている役者さんの豪華さを考えたら、大河ドラマにも引けを取らない。

というか、ほとんど大河ドラマでしたね。

扱うテーマが「政治」ではないので、大河ドラマにはなり得ないのかも知れませんが、むしろ政治家じゃない人たちが、どうやって「国」を作ってきたのかを知りたくなる作品でした。



それにしても、我々が考えてしまうのは。
現代において脳外科医である仁先生が、幕末へタイムスリップしたから、皆がその知識と技術に舌を巻いたわけで、、、

もし我々のような「ただの人」が幕末へ行ったところで、何が出来ると言うのでしょう。


やべえね。
特に何にも出来なくない??ポーン


風呂も飯も炊けなくて、わらじすら編めなくて、剣術も出来ないし、むしろ幕末の人たちよりも役に立たないんだと思う。
そう考えたら「え?百何十年も何してたの??」って自分で自分にビックリしてます。


今、現実には41才だけれども、この41年で得た知識って何だろう?特に何もなかったとしたら、それは150年サボっていたのと同じになるんじゃないか。

仁先生が江戸時代で、頑張っていたことを考えるとそんな風に思えて仕方がありません。


私、ヤバくねえ??
150年サボってたって、サボりすぎじゃねえ??!滝汗


作中で仁先生も言っておりましたが、我々は先人の知識の積み重なりの上に、あぐらをかいて知った気になっているだけであり、実際には、己の尻の下に積まれている知識を知ろうとしなければ、何も知らない江戸の人より、劣ると言えましょう。



私たちは今、何となく先を見通せることがカッコいいことだと思っていますが、「温故知新」と言うようにやはり、歴史を知ることは必要不可欠。



うちの長女さんが、受験勉強をしながら良く訴えております。
「歴史とか生物とかって、年々情報量が増えて行くんだから、うちらって何十年も前の受験生に比べたらめっちゃ不利じゃない??」


これ、不利じゃないよね?
むしろ君が何もしなくても、色んなことが解明されている。知らない人たちによって、君が覚えるべき知識は勝手に増えていく。



君は覚えるだけだ。



ならば、覚えるくらいはやれ!!



仁先生と坂本龍馬の奮闘を見ていたら、先人の築いた知識や仕組みを知ることすら「面倒臭い」と思っていた自分が、とても情けなくなってきました。ショック

改革をするのは容易ではない。
されど改革を知ることは誰にでも出来る。




こんな時代だからこそ、先人の勇気と知恵を見習って、我々はより良い未来を作っていく努力をしないといけないのだと思います。



生まれて良かったと思える国を作ろうと、誰もが努力しなければならないのではないか。
誰かに託しているだけではダメだと、坂本龍馬が言っています。




この休みがなければ
見ることはなかったでしょう。
『JINー仁ー』
感動と教訓をありがとうございます!!!
えーんえーんえーん





追伸
お医者様ってスゴい!!!

追伸2
私もいつか使ってみたい。
「お慕い申しておりました。」
えーんえーんえーん