こんにちは侍ままんです。




今日も懲りずに「花子とアン」見ております。そろそろお尻が痛いので、途中で家事をして“休みながら”頑張っています。
こうなって来ると、もはや意地。真顔(笑)




さて、花子の世界ではいよいよ第二次世界大戦が始まりました。
敵国の言葉は禁止され、非国民!!国賊!!などという言葉が出てくるようになりました。




そんな中、花子は伝染病であるジフテリアにかかり、自宅で隔離生活を送ります。

今現在、我々はコロナウィルスと戦っているわけですが、実は知らないだけでその昔から人々は当然のように伝染病と戦ってきたのですね。


それも自宅で。



「ひとつ屋根の下、愛しい花子さんに会えなくて寂しい」
同じ家に住みながら、ふすまを隔てて会うことを許されない花子に、英治様(!)は恋文を送ります。

「天皇の料理番」でも結核を患った周太郎が、未来ある弟に病をうつさぬように、涙ながらに障子を閉ざすシーンがあります。



かつての人々は、そうやってセルフロックダウンをしていました。
病の床に伏して尚、他人を思いやる心があったのですね。

ヒマだとか、ストレスが溜まったとか、世話をしろとも言わなかったのかも知れません。



病気をすれば、必ず誰かが治してくれると思っている我々は、実に平和ボケなのかも知れないと考えさせられました。

不治の病に冒され、独り病を受け入れ、病と闘い、更には愛する人を守るために孤独に耐える、そういう人たちがいたからこそ、我々は現代に生を受けることが出来たのだと思えば。



健康な人間に、ただ家で過ごせということに、何の文句があると言うのでしょうか。



こういう時こそ、先人から学ぶことは多いと思います。



今朝からさらに
「JIN仁」を見始めてしまった、侍ままんでした。滝汗