こんにちは、侍ままんです。
日を追うごとに春めいてまいりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
わたくし、侍ままんが東京で迎える二度目の春は、期待よりも不安に満ちております。
なぜならば、この春次女が中学生になるからです。
進学と言えば、昨年長女が高校に上がったばかり。そして、先日の学年末テストで何とかニ度目の赤点を回避し、首の皮一枚でニ年生への進級を決めたところであります。(ええ、ニ学期末のテストでね、赤点があってね、また同じ点を取ったら進級出来ない危機でしたの。)
まさか、進級出来ないとか、考えたこともなかったんですよ、私。
自慢じゃないけど、自分はそこそこ順風満帆な人生だったものだから。
「そんな人、今までの私の人生で見たことないよあんた!あり得ないだろうっっっ!!」ってそのときは思ったわけなんです。
でも冷静に考えたら、実際にはいたよね。
赤点取ってる人くらい。そんで、自分の高校にも学年でたった一人だったけど、ニ年生の途中あたりで、いつの間にか学校を辞めていなくなってた人いたなぁ、とかいうことが思い出されてきたわけです。
そう考えたらね、『まさか自分の子が』赤点取ったり、中退するかもしれないなんて、誰もそんなこと思わないんだけど。
でも現実には赤点取ったり、中退する子がいるんだから、当然その子にも親はいるんですよ。
つまり、我が子が赤点取っても、落第しても、中退しても、それはすべてが『あり得る』ことだったんだなぁ、と妙に冷静にそう思うようになりました。
記者会見で『我々にも想定外の出来事でして…』てのをみると、『想定くらいしておけよ。』って心の中で突っ込みたくなるように、本当は世の中のすべてのことは、自分にとっても十二分に『起こり得る』ことなのです。
ただその手の面倒なことは、考えることすら煩わしいので、ふつうは意識的に『想定の外』に追いやっているだけに過ぎません。
で、我が家にもいよいよ『うちの子に限って』な出来事が起こり得るということが、明らかとなったわけなのです。
それを踏まえた上で。
はい、次女さんが中学校に入学です。
怖くない????
怖いでしょう????!!!
今度は何が起こるの????
でもね。
それが人生なのよ。
誰だって、自分の望まない未来が訪れないように努力をするんだけれども。世の中には『力及ばず』って言葉があるくらいで、努力と結果は必ずしも結び付くものじゃない、ってことなのではなかろうか・・・。
子どもたちを育てながら、そんなことを思っております。
私など、たかだか人生40年しか生きていないのです。人生80年と考えても、今まで見てきたのが『人生の表側』。これから見るのが『人生の裏側』。それでちょうど両面刷りの千代紙のように一枚の人生になるのではないか、そんな風に感じています。
要するに【知らぬが仏】。
知れば知るほどに人生の心配事は増えていくわけで、それは知識が増えたと喜ぶべきなのか、知らないままの方が幸せだったと嘆くべきなのか。ジレンマですね。
でもね、一つだけ確かなことは、まだまだ人生の修行は終わりそうにないってことです。
よって、侍ままんのブログもしばらくは終わることはないでしょう。(笑)
皆さま、今後とも私のグチにお付き合い下さいませ。