近年は子どもに対する
虐待事件が
あとを絶たないと報道されます。


なぜ?


『虐待』と聞けば
親が子をいじめたくてやっている
つまり、やりたくてやっている
みたいに思っている人もいると思いますが
本質を捉えれば
虐待の真実とは、虐待をしたかった
わけでもなんでもなくて、単純に
《子育てが出来なかった》
という状態の行き着く先のように
思えてならないのです。



やり方が分からなくて出来なかった、
なればそこに、親個人の
子供に対する愛情や責任能力
殺意があったのか、などという
事務的な言葉を押し付けてみても
問題解決には至らないのだと思います。



社会的生活を送る我々とすれば
なぜ《子育てが出来なかったのか》と
いうことを社会全体で
もっと大きく考える必要があるのだと思う
わけ。



《子育てが出来ません》それは
《植物が育てられません》
に、ほど近い。
田舎暮らしの私などはそう思ってしまうの。



鉢植えの花をもらったは良いけれど
どういうわけか、枯らせてしまった。
そういう経験のある人は意外と多いと
思います。
そういう状態が《虐待死》などと
呼ばれる状態なんだとすれば


『なぜ、あなたは鉢植えの花を
枯らせてしまったのですか?
殺意はありましたか?
愛情はなかったのですか??』


実に馬鹿げた質問です。


殺意なんかあるわけない。
ちゃんと育てていたつもりなのに
いつの間にか枯れてしまったんです。


それが真実。


『育て方が良く分かりませんでした。』
『日に日に枯れていくのは
分かっていましたが、枯れてしまえば
楽になると思いました。』
『そもそも、花の育て方なんか
誰も教えてくれませんでした。』



出来る人から言わせれば
『花なんか日に当てて
水をあげるだけだよ。
(・ω・)』
ただそれだけのことですが
出来ない人から言わせると
『私には絶対無理(;´Д`)』
そう、無理なんです。




そもそも、社会的に
『子育てなんか
誰にだって出来る
だろう??』
そういう風潮があるのが
大きな間違いだと思う。


出来ねえよ。(・д・)



これが答えです。
まずこれを認めて欲しい。


子育ては出来る人にしか出来ません。


それはトリプルアクセルと
同じレベルで
《出来る人にしか
出来ない代物である》
まず、社会的に認めて頂きたいと思う。



そうすれば
世の中で子育てをしている人の
扱いや待遇が全く変わってくるハズです。



子育てを《誰にでも出来るもの》だと
思っているから、出来なかった人が
クローズアップされる。
でも、本当は
出来る人にしか出来ない代物であって
《ちゃんとやっている人》こそが
素晴らしいの。
そちらをクローズアップするような
世の中になれば良いのに、と強く願います。



そして子育てが
《トリプルアクセルレベル》
だという認識が広がれば、
保育園やベビーシッターという
《プロ》に育児をお願いすることも
育児放棄のように思われないで
自然にうなずける出来事になるのかな、
と思うわけ。



だって、もし
その辺に昼間から毎日
トリプルアクセルの練習をしている人が
いたとしたら・・・
それはもはや、普通の人じゃないじゃん。
(・ω・)
『オリンピック目指してるんですねびっくり
頑張って下さいえーんえーんえーん
ってなるよ(・ω・)/


うん、なる。


だから、身の回りで
昼間から自分の手で子供の面倒を
見ているママを見かけたら
オリンピックと同じレベルで
『頑張って下さいえーんえーんえーん
って声をかけて欲しいと思います。



《主婦》というと
のび太のママみたいに
昼から和室のテレビの前でぐーたらして
せんべい食べて、外出といったら
夕飯の買い物にしか出掛けない。
あとは子供をガミガミ叱るだけの
生き物・・・そんな風に思われている
節がありますが。(ノД`)



本当はそうじゃない。真顔



《主婦》とは毎日毎日
出来るのか出来ないのか
誰にもわからないトリプルアクセルに
果敢に挑んでいる《挑戦者》
に等しい生き物だと思って頂きたい



なぜなら子育ては
《誰にでも出来る簡単なこと》
ではないのだから。えーんえーんえーん


そんなことを思う侍ままん。


そして浅田真央ちゃん、
今まで感動をありがとう。
本当にお疲れ様でした。チューキラキラ
それと同時に
《私たち》は一体いつになったら
引退出来るのだろうって思う。
そもそも、引退って自分のタイミングで
しても良いものなのだろうか・・・( -.-)


《母親引退します》って
ありなのかな??


侍ままんの試行錯誤は続くのです。


ちなみに私は
自慢ではありませんが
鉢植えの花を枯らせたことは
一度もありません。
なぜならば枯れそうになったら
即!!地植えにします。
つまり我が家には鉢植えの花はありません。
自然の雨と風と太陽が
植物たちを育んでくれます。
あとは宜しく。(-.-)y-~~


何も足さない、何も引かない。


それが侍ままんの子育て。
・・・なのか???(゚Д゚;)