3連休ですが・・・
何かと慌ただしい我が家。



土曜日に、長女さんの入試がありました。
中学受験。
宇都宮の学校まで長女さんを送っていく。
受付は9時まで。
余裕を持って8時には着いていようかな・・・。
なにがあるか、分からない。
7時出発。
それまでにお弁当を作って、長女さんに朝ご飯を食べさせる。
前の晩から、お弁当の仕込みなどしつつ、当日は早起き。
いやあ、がんばった、がんばった。
めったに頑張らない母(笑)よくやった。





前日、誰が試験会場の学校まで長女さんを送っていくかで一悶着。
本当は、私はお弁当係ですので、旦那様が行ってくれれば
大助かり。
しかしながら、近頃長女さんは父への信頼が乏しい・・・。
夏の学校説明会に一緒に聞きに行ったのも、私ですし、
願書の請求、並びに願書提出諸々の処理をしたのも私。



そのうえ、父は日頃からの【合理主義】。
自分勝手・・・?
決まりとかあっても「どうせそんな決まり意味がねえ。こうしようぜ。」
オリジナル大好き。
なので、「お父さんは、適当なことするから、いやだ。」
冒険いらない。
手堅く行きたい【公式行事】には
父はあまり人気がないようです




そんなわけで、私が弁当を作り、朝食の準備をし、凍った車の
フロントガラスを解かして、長女さんを宇都宮まで連れて行きました。
その間、旦那様が何をしていたのか。
いつもなら休日は8時頃まで寝ていますが、
さすがに6時頃に起床。
長女さんと一緒に朝食を食べ、
家を出るところから「長女さん、レポートして!!」
なんつってビデオを回し、長女さんのお受験ドキュメンタリー
を撮影・・・(-"-;A
「もうっっ!!うっさいなあヾ(。`Д´。)ノ
散々、外出の邪魔をして邪険に扱われておりました・・・( ̄_ ̄ i)
旦那様・・・たぶん本当は自分で学校まで連れて行きたかった
んでしょうね・・・。ちょっぴり寂しそうでした。
しかしね・・・日頃のワガママぶりがひどすぎますから・・・
長女さんが敬遠するのも分からなくはないですよ・・・(^_^;)



まあ、こうして無事に(?)我々は試験会場に着いたわけです。
予定通り1時間前に着きましたが、準備されていた臨時駐車場
にはすでに長蛇の列。
「これ、間際だったら絶対間に合わなかったよね・・・(°д°;)」
宇都宮でも駅から遠い場所にあるものですから、自家用車でしか
アプローチが出来ない。
いちいち渋滞です。



苦労の末、車を駐車し、5分ほど歩いて正門へ。
正門前では、大手学習塾の講師たちが、
揃いのベンチコートを羽織り、はちまきを締め
「いざ!!ひつじ(羊)ん!!(出陣 笑)」
なんてシャレの効いた(?)横断幕をかかげて立っておりました。




これを見て、長女さんと二人
「はあ・・・(°д°;) 塾の講師も大変だねえ。朝早くからこんな
ところまでご出勤とは( ̄Д ̄;;」
そこには知らない世界が広がっておりました・・・(・_・;)




親だけじゃなくて、塾の先生にもあれだけ心配してもらったら
適当なことやるわけにも行かないですよねえええ(°д°;)
現代受験生も、なかなかに大変そうですよ。



長女さんも、昨年自分でディズニーランドのお土産で買ってきた
【合格しマウスように】守り。
先月、旦那様のお義母さんがくれた【合格祈願】守り。
先日の初詣にて私が買い与えた【学業成就】守り。
やたらめったらお守りを忍ばせて(?)試験に挑みましたよ。




「なんか、期待されるって
・・・大変なんだね( ̄_ ̄ i)」

長女さんのつぶやきです。
誰も期待してないと思って、ディズニーランドで自らお守りを買った
くらいでしたのに、間際になったら意外と期待されてるらしい。
そんな中、うちの母親は正月に一言。
「まあ、落ちても自殺するんじゃないよ」
長女「しないよっっ(/TДT)/


受験生にこれだけ不吉なことを言う、
うちの母の神経の図太さにあっぱれ
ままんが図太く育った理由が良く分かりますでしょう??
ま、確かに死ぬこたあないわな。



そんなわけで、とりあえず無事終了しました。
我が家にとっての初めてのお受験。
ま、そんなに何をしたってほど、血眼になってなにかを
準備したわけでもありませんけれど・・・。
いちおうは、終わってくれて精神的に楽になりました。




そして何より、初めて過去問に取り組んだ夏。
「わかんない~~わかんない~~~
なにひとつ自分で考えようとしなかった長女さん。
そんな長女さんの問題用紙に、びっしりと途中経過が書き込んで
ありました。それを見て、
長女さんもそれなりに成長したんだなあ≧(´▽`)≦
感慨深かったです。
試験問題は長女さんには難しかったでしょう。
小学6年生に向けては、かなりレベルの高いものだったと思います。
きっとそんなには解けなかったはずです。
旦那様が家で解いていましたが、結構手こずっていましたし。




きっとあれを100点取れる人は、そんなにいないんだろうと
思いますよ。大手学習塾では万全の対策だったのかもしれません
けれどね。



でも、ままんはあの難解な問題を長女さんが
たった1人で解いたことに大きな意味があったと思って
います。
いつもいつも、ちょっと難しい問題があると
「わかんない~~。答え教えて(。>0<。)
「習ってない問題を出す先生がおかしい~~゛(`ヘ´#)
困難に立ち向かうこともせずに、すぐに楽な道を通ろうとしていた。
そんな長女さんが、習ったはずもない難解な問題を前に
足りない脳みそを精一杯に振り絞って考えた。
誰にも頼らずに、泣かないで、発狂しないで、冷静に考え抜いた。
たとえ答えが合っていなかったとしても、それは彼女にとって大きな
進歩だったはずです。
うちの小学校からはたった1人。
こんな田舎から1時間もかけて、1人で闘いに行ったんです。



お弁当の時間。
となりの男の子が、ち~~~っちゃいお弁当箱から一口一口
ちびちびとご飯を食べているのがもどかしくて仕方がなかったそう。
長女さんのお弁当は、土建業の男性が食べてるみたいな
白米どお~~ん。おかずばあ~~ん。
それにスペシャルでっかい高級いちご添え。
これを完食してきました(笑)
そんな話を聞いても、田舎でたくましく育った長女さん。
緊張していつもみたいにはご飯がのどを通らないだろうか・・・
心配しましたが、たくさん持たせて正解でした(^∇^)
試験の結果がどうであれ、きっとこれからもたくましく生きてくれる
に違いない。なんとなくそんな気がしました。




さてさて。
結果はどうなんでしょうね。
そわそわしている長女さんに一言。
「長女さんを取らなければ、あの学校はきっと
損をしたんだと思ってやろうじゃあないか!!
o(〃^▽^〃)o
君ほどたくましい女はそういまい!!」




結果が出るまで、少々落ち着かない我が家です。