唐突ですが。


みなさん、歴史の時間の最初に習ったこと。
覚えていらっしゃるでしょうか。


『人類の定義』



猿とヒトとの境。
三大定義があるんです。
1)二足歩行が出来ること
2)道具を扱えること
3)火を扱えること




みなさん、これ自分がきちんと満たしている自信ありますか???


と、いうのも。
現代人。特にメインで自家用車を使う田舎の人。
ほとんど歩きません。
”移動手段”としては歩かないです。
車で出かけて、スーパーの中をぐるり、車で帰ってきて
おうちの中をぐるり。この程度。



次に、道具。
いま、はさみとかお箸とか鉛筆とか。
子供じゃなくても、きちんと使えない人多いですよね。
私、子供が小さい頃、親子工作みたいな行事に参加すると
いつも「はさみめっちゃうまいですね(@_@)」
驚かれてました。・・・・え?
はさみに上手いも下手もあるの??
大人だよ??
実際ね、すごい下手なお母さん・・・いるんですね(゜д゜;)
ど、どうした???(@Д@;



ままんは自慢じゃないですが、手先はめっちゃ器用です。
正確には原始的道具の扱いが上手い。
複雑な機械操作とかには興味はありません (-。-;)
かなづちで釘を打たせたら、多分地域5本の指には入るでしょう(笑)
実際に、東北地方で丸太小屋愛好会みたいな人たちの
イベントに参加したことがあります。このときに
”丸太切り女性の部”で優勝してます(笑)
めっちゃはやい!!



だいたい子供と木工体験みたいなのやると
「お母さん・・・何者ですか??Σ(゚д゚;)」
と驚かれます(笑)プロ級。
お父さんじゃなくて、お母さんなのがポイントね。
一度糸のこで、郵便のマーク ”〒” を切り抜く
というミッションがありまして、木工所のおじさんが
「ははは。これは難しいからおじさんがやろうか!」
言ってくれましたが「私がやります!!」
出来上がりますと「オレより上手いじゃ~ん( ̄□ ̄;)
ってね(笑)してやったり。


編み物とかも好きですし。
包丁で皮剥いたりするのも上手です。


とにかく子供の頃から、なんでもやりたかったので
だいたいのことは練習済みです。全力で!!!(笑)
いま、長女も相当にしつこい女ですが、ままんはさらに
しつこかったはずです(笑)出来るまでぜってえやめない!!
死んでもやり続ける!!
うんていの練習しすぎて、手の平の皮全部剥けたことあります。



え~となんでしたっけ??
そう、道具ね。
我が家”栗剥き器”を旦那様が買ってきたんですが
結局、これが使えるの私だけなんですよ。
どんなに道具が揃っていても、結局使えなかったら
意味がないんですね。
そんで、栗剥き器が使える人は、包丁でも十分剥けるんです。
栗剥き器いらないの。
出来ない人は、栗剥き器使っても剥けないの。
誰のための”栗剥き器”なんだって話なんですよ。
面白いでしょ??


で、現代人道具を使いこなせない人多いよね、って話。
やっと辿り着きました(笑)
ポイント、ここ。


あとね、火。
今オール電化の家なら、”火”ないんですよ。
使ってないの。
火が危ない。
なんて言ってるうちに、人類の定義「火が扱える」
クリアしてないんですよ。
扱い方が分からない「ヒト」がいるというこの矛盾。
すごくないですか??


キャンプに行って、火を起こしたことがある人は分かると思う
んですが、炭や、薪に火をつけるのって
思ったより大変なんです。
ライターを使っても。
うちはキャンプに行くととりあえず、ご飯を作りたい1時間前には
旦那様に火起こしを始めてもらいます。だいたいそのくらい大変。
これが、おがくずと火起こし棒を使って、とかになったら
相当な作業ですよ・・・ヽ((◎д◎ ))ゝ
それが出来ての”ヒト”認定なんだとしたら、今の人”ヒト検定”
受かる人あんまりいないかも知れませんよ (-x-;)




こんなことを考えていましたら。
現代人て、地球学的(?)に見たら
本当に『ヒト』の部類に入るんだろうか。
疑問に思います。
もしかしたら、三大定義で定義づけられてる『ヒト』とは
異なる生き物になっちゃってる可能性があるんじゃないでしょうか。


例えば、新ヒト定義。
1) 移動はモーターを搭載した機械に頼る
2) 道具は一部の使いこなせる個体に頼る
3) 電力の産出に常に頭を悩ませている

こんな風に。
これ、ちょっと当たらずとも遠からずなんじゃないですか??
でも、これあんまり幸せそうじゃないですよね。
頼ってばかりですから(笑)



自然に生きるってなんだろう
考えれば考えるほど、現代人が目指している生活が
本当に正しいのか、、、すこぶる疑問に思えてなりません。
みなさまは、どうお考えですか?