昨夜、コーヒー豆貿易商社の元社長と食事を頂きながら、フードビジネスの話しが盛り上がりました!
料理の美味しさは、誰が決めるのか?と、言う話しになりました!
この社長は、某喫茶店のコーヒーの人気を探ろうと、多くのお客様へアンケート調査を実施したと言っていました!
コーヒーの専門家は、口を揃えてこの店のコーヒーをダメ出しさたそうですが、アンケート調査では、お客様のほとんどが、この店のコーヒーが美味しいから来店していると言う結果になったそうです!
なぜその様なズレが生じるのでしょう!
私も、某ラーメン店の開発に携わった時に、ラーメンの美味しさの定義に悩みました!
お客様の口は千差万別!
何処をスタンダードと位置付けるか、悩みました!
しかし、結論は出ません!私は、ラーメンそのものよりは、ラーメンの差別化を図る為に、ラーメンストーリーを前面に打ち出し、大成功しました!
このコーヒー店もコーヒーが美味しく感じる雰囲気や価格、品揃えなど、卓越したコーヒーストーリーが存在しているのです!
一般的に、美味しさを勘違いしてしまうケースがあります!
専門家や経営者がぞっこん惚れ込んだ商品が全く売れない事は只あります!
ヒット商品を開発するポイントは、勘違いや思い込みを避けて、顧客心理を見極める事なのです!