いつも有難うございます。
INSENCE 凛々子です。
大好きだった香りだったのに、
最近受け付けない・・・・。
逆に、あまり得意ではなかった
香りだったのに、
最近好んで使っている
なんていうことはありませんか？？？
私は一時期、
数あるアロマの中でも、
『ゼラニウム』しか
受け付けない時が
ありました。
まだ、子供に手のかかる時期で、
心に余裕が持てなかった頃
だったと思います。
人間関係や子育てで、
世間一般が思うような
理想を追い求め、
かちかちの固定概念に
縛られていた時です。
今考えると
『頑張ってたね～』と
自分を客観視できるのですが、
あの時は
『自分さえ我慢すれば』
とか
『こんな自分じゃダメだ』と、
常に自分に苛立ち、
自己嫌悪に陥っていました。
そんな感情の揺れを
支えてくれたのは
『ゼラニウム』の香り
と言っても過言ではないほどで
感情が溢れ出しそうになった時は、
ゆったりアロマで癒されるみたいな
優雅なものではなく、
発作を抑える様な勢いで、
アロマの瓶を鼻に近づけて、
激しく深呼吸を繰り返していました
今考えるとそのくらい
精神的にいっぱいいっぱいだったと
思います。
その時は、
ゼラニウム＝女性ホルモンのバランス
という知識しかなく、
単純に女性ホルモンのせいで、
今の自分が欲する香りなんだと
納得して使っていたのですが、
数年後に一層アロマに興味を持ち、
勉強をしてわかったのは、
『ゼラニウム』は
不安やストレス、
怒りや、悲しみなどの
自分自身に蓋をしている
感情の解放をサポートしてくれる
心理的作用があるというものでした。
その時初めて
ゼラニウムの香りが
ネガティブな感情を取り除いて
くれていたこと、
自己犠牲こそが
周りを幸せにすることだと
信じて疑わなかった自分に
『ありのままの自分を愛する』という
意味を思い出させてくれた
きっかけになった
香りだとわかったのです。
そこから
私の長い自愛の旅が始まり、
色々な経験や沢山の出会いが
ありました。
そして、今は、
自愛を大切にして生きる
という意味を伝える仕事を
しているのですから、
不思議なものです
面白いもので、
昨年位から
『ゼラニウム』を嗅いでみたいと
思わない私がいます。
今は、
ローズやラベンダー、
ジャスミンなどの花の香りや、
今まで好まなかった
マジョラムスイートやクラリセージ
がお気に入り
今、どの香りに
惹かれるかで、
人生の変わり目や
心の変化は
分かるものだなと
つくづく感じます。
嗅覚は、
いち早く感情に働きかけ、
本能や深い部分の本心を
引き出してくれるのです。
本当の自分とは？
自分にとっての幸せとは？
アロマは優しくあなたに
寄り添ってくれます
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