この冬はレンジャクの当たり年だという事であちこちの写真がネットにあがっている。

その中で芋畑にもレンジャクが来ているらしい画像と情報が。

はっきり場所がでてはいないものの6年前に行ったことのある場所のように見える。

当たり年といっても県内ではどうもじっくり見れないのでダメもとでもと思い切って出かけてみる事に。

 

①さすがほしいも王国、人も鳥も芋好き?

 

朝出発すると地元は雨。

天気はいまいちだが次第にやんでよくなるという予報を信じて出かけてみる。

情報が確実かわからないのでここは節約ついでに特急には乗らずだらだらと常磐線の普通で茨城へ。

地元の雨も松戸、柏あたりではやんでこれなら大丈夫かと思ってのんびり電車に乗り目的地の駅まで。

しかし茨城に入って車窓を見れば雨。

そして電車を降りてバス停に並ぶ時にはかなりの雨脚。不調・・・・。予報!?

 

20分弱バスに乗って近くの停留所に降りると土砂降り、おまけに強風。

バス停から以前見た芋畑の方向へ北に向かって歩くが強風、いや暴風雨は進行方向、つまり真正面から吹き付けてくる。

傘を90度傾けて歩くが抵抗でなかなか進まずといった調子。

とても鳥を見て片手で傘のカメラ操作とはいきそうもない。

こんな天気予報だったかと呪いつつ何とか芋畑横の公園に。

当然こんな天気では誰もいるわけはない。当たり前だ。

 

人はいないが広場には無数の点々、暴風の中でもツグミ、ムクドリ、ヒヨドリといったあたりが地面にいる。

なかなかない景色なので写真も撮っておきたいところだが、傘も両手で強く握らないと飛ばされかねない中、ピント合わせもままならぬ。

 

 

②目的地には無数のツグミ、ムクドリなど。しかし暴風雨の中写すのもままならず。

 

これらの鳥は置いといてお目当ての鳥がいるのか探してみる。

安物の透明ビニール傘越し(そうでないと顔に雨が吹き付ける・・・)で見上げて木の枝にとまる鳥を確かめる。

 

6年前に来たときは多くの木に分かれて100羽以上のレンジャクがとまっていたが手前の木にはツグミにヒヨドリばかり。

はたして今回の芋畑はここではなかったか。

 

しかし見ていくとその中の木の一本に10羽ほどとまっている鳥がいる。どうやらこれがレンジャクか。

数は少ないがとりあえず場所はここでよかったらしい。交通費●千円無駄にならずにすんだ。みみっちいが懐事情を考えると当たりはずれの精神的な差は大きい。

 

傘越しに見上げて上にいるレンジャクを見ていると一羽尾の先の黄色が見える。

キレンジャクもいるようだ。

何とか写しておきたいが傘を持ったままでは風にあおられ傘が壊れるか体が揺れてまともに写せないか、といった調子。厳しい厳しい。

 

③雨の降る中上を見上げると見ずらいものの尾羽の黄色。

 

やむなくというか虚仮の一念で、傘をたたんで放り投げカメラを向ける。

上に向けたカメラに雨粒が付くわ、風で自分もふらつく上に鳥のとまる木の枝も揺れまくる。もう自棄としか。。。。。

写り具合はもうどうしようもないがとりあえず見た、的な証拠だけはなんとか。

 

 

④傘をたたんで放り投げ、濡れるの承知で上に向かってパチリ。酔狂にもほどがある。

 

しかし風の具合などで時々位置を変えるレンジャクたちから目を離したすきに飛びだしたのか見失いその後はレンジャクをくまなく見ていても見つからなかった。

まず最初のうちに見れてよかった。やれやれ。

 

その後は傘を持ちながらなんとか飛ばされないように上を見上げてヒレンジャクを写す。写りは二の次というか考えている余裕はとてもない。

 

 

⑤網の目のように込み入った枝が強風で揺れる。雨でなくてもまともに写せそうもない手ごわさ。

 

雨の中隣の畑にはほし芋加工の残り物の皮が捨てられている。

そのあたりにはツグミにヒヨドリが群れているのが見える。

 

⑥雨でかすむ畑をよくよく見れば結構な数の鳥がいる。青の円内はツグミ。

 

レンジャクはと言えば一斉に群れで降りていくのかと思えばパラパラと1,2羽が思い出したように降りて畑に飛んでいく。

降下地点は脇の農道からは少し距離もあるし芋がごちゃごちゃとしているので下りたレンジャクはすぐに見失ってしまう。

 

 

⑦ほとんど1,2羽で降りるヒレンジャクはすぐに姿が芋に紛れて行方不明。えいやと写して何とか数枚。最初の方は手前に草が被るのに気が付かずボケボケ。

 

木の上のレンジャクと畑を交互に見ているうちになんとか雨も小やみになってやれやれ。傘はたたんで立てかけてようやく両手が使える。

しかしだからと言って風は相変わらずで枝は揺れまくる。そしてレンジャクはなんで!と文句も言いたいくらい枝が込み入り重なったあたりにとまっているので被らずピンボケせずに写すのなんていうのは自分の腕では絶対無理。

 

 

 

⑧ようやく傘を手放してもよさそうなくらいに小やみになるとなんとか落ち着いて見れるようにはなるものの・・・・。風が・・・・・。

 

 

 

⑨どこから見ても枝被り。風は相変わらず強くとりあえず見やすいのは真下から。結局同じようなお腹の写真量産。残念・・・・。

 

七転八倒しているうちに現地到着から2時間近く、もうすぐ昼といった頃に何がきっかけだったのか突然レンジャクは一斉に飛び出し公園の外の方向に行ってしまった。

 

戻ってくるのを待っていようか考えたが風は相変わらず強いしこの調子では写りもそうそう良くなるようにも思えない。

そして濡れた上に強風にさらされて結構寒い。手が冷たい。

という事で早々に撤退する事に。

 

バス停に戻り、駅で一番早い特急の座席指定券を買って乗車。お目当てを見れたご褒美で帰りは多少奮発。ただし真昼間とあって一杯は自粛。

 

お天気ではよくあることだが東京に近づくにつれて天気は良くなりしっかりと青空が見えてくる。

そして地元に帰るとあの暴風雨はなんだったのかというくらいの晴れ。

まあ見れたから結果オーライだが、空振りだったらこれも相当なダメージだったかも、だ。