湿し水 | 印刷屋からWEB屋さんに!

湿し水

最近更新が滞ってます。スミマセン。(m_m)
もう、12月ですね。
でも暇


久しぶりに印刷技術の話題です。


先日、
2色機で印刷されている所から電話で

1胴目の色は問題なく、印刷できており、
2胴目の色が絵柄に白抜き部分がランダムで出る。

1胴目を刷らなかったら
問題は無くなる。

何故でしょう?

と言う質問でした。


これは即答しました。
1胴目の湿し水が多すぎて、
ブランケットの最後の部分から飛んで、
用紙の上にかかる事による。
抜けです。


冬場は湿度が低く、
湿し水を増やさないと駄目なのですが、
たまたま、その日は湿度が高く、
また絵柄が少なかった為、

1胴目の水が溢れて
搬送中の紙の上に飛び散り、白抜けになったのです。


湿度管理が出来ている工場なら
余り気にしなくても良いのですが、
水ありオフセット印刷は
水が命ですね。



絵柄が少ないときも注意!