有益な印刷製品? | 印刷屋からWEB屋さんに!

有益な印刷製品?

北海道印刷工業組合が、
「有益な印刷製品・サービス供給のためご理解下さい」
のタイトルで日本経済新聞に広告を出したらしいです。
こちらのブログを参照して下さい。トラバが出来ないので…。

少し読みにくいのですが、
長引く不況の影響を受け、需要が減って行く中で
企業努力により、経営を続けていますが、限界です。

用紙、PS版、溶剤等の値上げ。
特に用紙は二度も値上げがあり、転嫁せざるを得ない状況です。


これは紛れもない事実ですが、
今更お客様に適正価格を主張するのは少し変です。

見積もり時に安く出しているのは、印刷屋さん自身であって、
お客さんから値切られている訳ではありません。
赤字でも引き受ける印刷屋さんが一件でもあれば、
比較されて、値切られますし、価格崩壊はあります。


ネット通販の価格に合わせろ!と言われる事があると聞きますが、
安い物もありますが、特に安い訳ではありません。
その証拠にネット通販で受注している印刷会社さんは
非常に儲けておられます。
一丁付けで印刷しないと駄目な物なら、同価格で引き受けますよ。


お客さんは何も悪くなく、
転嫁させて下さい。と言うのは筋が違う!


安売り合戦をした印刷屋さんが悪いのです。
自ら価格崩壊を招いたのでは無いでしょうか?
印刷代に定価はありません。
自分で価格が決められるのですから。


適正価格って何でっか?
原価管理すら出来ていない印刷屋さんにはわからんでしょうね。