彼女が無職になって3ヵ月。一向に仕事を探す雰囲気はありません。凛太のお弁当や夕食はしてくれるのですがアパートに帰ると家が次第に汚くなった感じがしたのです。彼女はいつも通りで「友達と買い物に行って服買ったんだぁ」と嬉しそうにしてる。ネサロ、マツエク、ショッピング、女子会など3ヵ月も無職で(そんなに使えるお金があるの？ヘソクリかな)と気にもとめませんでした。そんな感じで1ヵ月が過ぎクレジットカードの請求書が届きました。請求書の額に驚いた凛太、彼女に問い詰めます。「ゴメンね、仕事が見つからないからムシャクシャして使ったの」と彼女は泣きながら謝罪。彼女のカードは凛太の家族カードでした。払えない額ではないが、その他の支払いなどを考慮して今月の返済分はリポにしました。彼女も「明日から本気で仕事探すから」と言われ凛太も承諾。不穏な雰囲気から一転、仲良く夕食を食べました。
彼女も仕事が見つかり順調に思えた矢先、昔使用したサラ金からの電話。上限で先月の支払いがまだだとの事。コイツは額が大き過ぎる‼︎
上限100万使った⁈ 何に⁈ と困惑した凛太。追い討ちをかける様に他のクレジットカードからも電話。怒りが込み上げてきました。凛太は上限100万のクレジットカードが3枚、上限100万のサラ金カードを所有してました。怒り浸透の中、彼女が帰宅するのを待ちました。「ただいま〜」と元気に帰宅。仁王立ちの凛太を見て彼女は驚きました。ここからは修羅場です。3ヵ月の無職間にパチ屋に通ってたらしく現金をサラ金を下ろした、仕事してない追い目で少しでも勝てばと深みにハマったと謝罪。凛太ばかりに負担かけたくなかったからと泣きじゃくる。サラ金とクレジットカード2社は彼女が責任を持って払うの約束しました。
翌月、帰宅すると遅番のはずの彼女が夕食を用意して待ってた。「仕事はどうしたの？具合でも悪くなったの？」凛太の問いかけに「辞めちゃった‼︎」とペロっと舌をだした。
これが経済的DVです。
凛太は彼女を見限りました。離婚です。請求書を全て揃え彼女に支払って貰う為に離婚調停を起こしました。凛太が年収1000万越えなら彼女は専業主婦でもOKなのですがねぇ。男性は一度決めると頑固な方もいるので彼女の泣き落としは今回通じず、多額の借金をどうするのでしょうか。夫も失い痛い代償です。