アンテロープ島と言えばアメリカバイソン~グレートソルトレイク | inquitのブログ

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 アンテロープ島は高濃度の塩水湖に浮かぶ島ですが、島の東側には淡水泉が40か所以上あり、この豊かな水が野生動物や植物に潤いを与えます。

 

 

 

 アンテロープ島で有名なのは、なんといってもバイソンでしょう。

 

 

 ポーランドやロシア南西部に生息していたヨーロッパバイソンの野性個体は絶滅したといわれています。生息地の破壊、食用のための乱獲によるものと思われます。

 

 アメリカバイソンの野性個体も激減、準絶滅危惧種に指定され、殆どが保護区域内で生息しています。

 

 1893年、12頭のバイソンがこのアンテロープ島に放たれました。以来、増え続け、現在では500~700頭になっているといわれています。

 

 

 アメリカバイソンはアメリカンバッファローと呼ばれたりしますが、厳密にいうと”Buffalo”は「水牛」、”Bison”は「野牛」のことだそうです。

また、バッファローは雌雄とも大きな三日月形の角を持っているのが特徴だそうです。バイソンとは「大型の野牛」のことのようです。

 

 ソルトレイクではバイソンのことをバッファローと呼んでいる人が殆どでした。「バッファロー」が一般的に知れ渡った呼び名だからかもしれません。もしかしたら営業上の問題もあるのかもしれません。

 アンテロープの案内人Georgeさんも「アメリカンバッファロー」と呼んでいました。ホテルでもらったパンフレットにも「Buffalo」と書かれています。でも、アンテロープ島で貰った州立公園の案内パンフレットにはちゃんと「バイソン」と書いてあります。

 

 

 すぐ傍で見るバイソンは、かなり大きく、いかにも”重そう”です。

移動は子供を保護しながら注意深く動きます。

 

オスは体長290~380㎝、肩高160~190㎝、体重800~1,200kg。

メスは体長210~320㎝、肩高150~160㎝、体重300~600kg。

頭部、肩部が縮れた体毛で覆われています。

この体格で植物食です。木の葉、芽、小枝、樹皮、草を食べるそうです。

 

 アンテロープ島のバイソンたちも草を食べていましたが、集団でかなり長時間食べ続けるのです。草が食い尽くされないかと心配になるほど草むらに顔を突っ込んで、いつまでもモグモグ食べているのです。牛ですから反芻しているだけでしょうかね~。

ま、何年間もこうして無事生き延びているので、天の配慮があるのでしょう。彼らの食べっぷりを見ていると、「いつ、何を、どれくらい食べようか?」なんて愚かな”あくせく”は無用だということを思い知らされます。

 

6月は授乳中のバイソンが目立ちました。

 

 

バイソンたちは、通常は捕食されることはなく安泰に暮らしているようです。が、老齢、病気、子供はタイリクオオカミ、ピューマに捕食されることもあるそうです。

 

 アンテロープ島は彼らにとって安全区域なのでしょう。子供もたまには親から離れて単独行動を。

 

 島の中央に横たわる古い地質の岩山は、美しい景色を醸し出し、草を食むバイソンの群れとよく似合います。