天体観測では、地球上で最適の地上観測所と言われるマウナ・ケア山。溶岩の噴火で出来た楯状火山の一つです。隣のマウナ・ロア山より35m高い4,205mで、ハワイで一番高い火山です。
原住民との取り決めで、13基以上の天文台は設置できないことになっていますが、日本の「新時代の望遠鏡すばる」もここにあります。
NASAの支援の下、ハワイ大学が運営している口径3mの赤外線望遠鏡。太陽系の観測が主な目的ですが、天文学すべての分野の観測を行っているとのこと。
プウ・ヴェキウはマウナ・ケアの最高点。ハワイ諸島の最高点でもあります。たくさんある噴石丘のひとつです。カルデラはありません。
マウナ・ケア山は、裾野が海洋底にあり、そこから測ると10,203mで、エベレスト山を抜き世界で最も高い山になるとのこと。が、体積が大きすぎて自分の重みで押しつぶされ、少しづつ高さが減少しているといいます。
この山は、4,500年前に噴火して以来、今は休火山となっています。
山頂に向かう道は、殺伐としたような、それでいてなかなか味わい深い溶岩粒道路になっています。
マウナ・ケア山頂を目指す道すがら、このような噴石丘がたくさんあります。頂はカルデラになっております。
谷底になだらかに流れるような地肌は、月面を想わせるものがあるとガイドさんの説明がありました。

山頂近く(4,000mぐらい)で夕日を待つ折、ふと影を見たら、やたらに長い。ビロ~~ンと伸びている。
向こうの山も、夕日を迎える準備にかかったような・・・。
夕日と共にマウナ・ロア山も雲海に沈む~。
マウナ・ケア山からの日没。
日中も防寒着がいるのですが、日が落ちると、益々冷え込みます。何しろ4,200mの所ですから。ここまで車で行けるのですから、日本の富士登山のことを思うと有難くなります。
日没後ツアーの車は直ちに退去せねばならない規則がありますので、ガイドさんにせかされつつ車へ。
3,000mの所まで下山し、今度は星座観測。空を仰ぐと天空の左の端から右の端まで川が流れている・・。「これが天の川~」という説明を受けて、納得!
じっとしているとだんだん冷え込んでくる。寝っ転がって、じっくりと星を見たいし、地面は冷たいし・・・。
そんなこんなで慌ただしい星空観測でしたが大変勉強になりました。










