今年もまた春が来ました。雪が融け、草木が芽吹き、花が咲き、生き物たちが眠りから覚め、地を躍動する。そんな季節がまたやってきました。岐阜県高山市丹生川町にある五色が原は、「自然探勝の聖地」と言われています。3,000ヘクタールの広大な森林地帯ですが、登山道、建物等の施設は少なく、入山者の制限もあり、しかも地元のガイドの案内がなければ入れない、という徹底ぶりで自然を守っています。
冬は雪に閉ざされているため、5月20日頃~10月末迄入山可能です。
一歩この山に足を踏み入れれば、なんとも言えない「不思議の世界」を感じます。草花の元気さは並ではありません。老木は、モグモグと何かを語っているかのようです。そうです~野良仕事をしている田舎のご老人が、通りすがりの見ず知らずの人に、昨日の話の続きのように親しげに声をかけてくるのに似ています。
木々の間を歩く時、流れる湧水に手を浸す時、初めて見る植物に出会う時、全てのものが生きているのだということを痛感します。
圧巻はこの山の動脈と呼びたい「滝」たちです。轟音と共に飛び散る清水が長年の穢れをベキベキと削ぎ落としてくれます。
これだけでも訪れる価値~イヤ意義があるとワタシは思います。





