いよいよ始まりますね!

ラグビーワールドカップ2019日本大会ドキドキ

 

ラグビーって、

名前は知っているけど

ルールがよくわからない

って人、多いですよね。

 

 

そして、

ラガーマン=ごつい

っていうイメージありませんか。

 

 

でも実は

ラガーマンって、

全員が

ごついわけじゃないんです。

 

小さい人も大きい人も

ごつい人も細マッチョも。

 

いろんな体系の選手がいます。

 

 

 

私は学生時代、

ラグビー部のマネージャーを

していました。

 

 

当時、とても好きな選手がいて。

 

それは、

 

 

私と同じ年の

関東学院大学の仙波優 選手ドキドキ

卒業後、トヨタ自動車に

入社しましたが、

 

私の中では いつまでも

“関東学院の”仙波くんドキドキです。

 

 

彼ね

めちゃめちゃ足が速いんです。

しかも、ボディバランスもいい。

 

 

倒れないんです。

敵が当たってくるのを

ハンドオフといって

手で押し返すんです。

 

 

敵をよけるときも

 

私なら、

そんな角度まで傾いたら

絶対コケる!ガーン

 

ってところまで傾くのに

仙波君は倒れないんです。

 

 

ボールを持ったら、

何人も振り切って独走状態。

 

敵は追いつけないし

倒せない。

 

 

 

もうね、見ていると

うおーっ!アップ

ってなります。

 

 

私は言葉を大切にする

コミュニケーション講師ですが、

 

大興奮とか、高ぶるとか、ワクワクとか

血湧き肉躍るとか、

 

 

そんなものでは表せないくらいの

うおーっ!アップ

です。

 

 

 

 

ラグビーの選手は

ポジションによって役割があります。

 

ざっくり言うと、

前でスクラムを組む人

スクラムからボールを出す人

パスを回しながら走る人

という感じに分かれます。

 

 

 

仙波君は、走る人です。

 

だから、

ものすごい

ごついわけではありません。

 

あんまりごついと

走りにくいですよね。

 

 

 

能力や体形で

それぞれに適したポジションが

あります。

 

 

ごつい人は、

スクラム最前線で

敵と直接ぶつかるのに有利だし

 

 

小さい人は

小回りが利くので、

地面に近いところで

ボールを処理するのに有利だし

 

 

背の高い人は

空中戦の高い位置での

ボールの取り合いに有利だし

 

 

もちろん、足の速い人は

走ります。

 

 

 

でもこの、

能力や体形など

その人の強みによって

ポジションを決めるって

 

当たり前ですよね。

 

 

 

ところが。

組織だとそうではない場合も

多いのです。

 

 

 

私は医療・介護業界の人に

相談を受ける機会が多いです。

 

 

医療や介護の従事者は

専門の資格を持っている方が

ほとんどです。

 

 

だから、

実務が好きな方が多い。

 

 

おそらく、

保育士さんや

プログラマーさんなども

そういう傾向があると

思います。

 

 

 

それなのに、

ある程度、実務経験を積むと

管理職になります。

 

 

実務に必要な能力と

管理に必要な能力は違います。

 

 

それなのに、

長年勤めているから

“実務での”仕事ができるから

 

と、管理職にさせられます。

 

 

本人が希望しないのに

専門職から管理職に

任命されると

 

 

「管理職には向いていない」

「実務がやりたい」

「現場に入りたい」

 

 

と、離職の理由が増えます

 

適材適所、

わかっていても

できていない場合が多いです。

 

 

 

離職率を下げたいならば

適材適所を意識した

組織づくりをしてくださいね。

 

 

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ところで仙波君は。

 

1999年11月27日、

愛知県豊田市で

乗用車を運転中に事故に遭いました。

 

25歳の若さでした。

 

私はこのニュースを

出張で移動中の

新幹線の電光掲示板で

知りました。

 

息が止まりそうでした。

 

仙波君がいたら、

日本のラグビーは

もっともっと

面白かっただろうな。