さて、一夜明けました。
だまされた翌日です。
今日は消費者センターへ行きます。
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※いままでの記事を読んでいない方は
をどうぞ。
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9/1 (金) 10:00
消費者センターへ
なんとなくザワザワした気分では
ありながらも、
消費者センターへ相談に行きました。
消費者センターは
市役所の中にあります。
窓口で話を聞いてもらった結果。
「この場合は、
・
・
・
あなたは消費者ではないので
こちらではなにもできません」
おお・・・そうなんだ・・・
リース契約のときは
私は消費者ではないんだ。
《解説しよう!》
リース契約は、消費者とは結べない。
そのため、
クーリングオフ制度が適用されない!
この詐欺の最大のポイントはココ!
だから個人事業主が狙われるんです。
さすが詐欺。
関心している場合じゃないけど。
「じゃあ、どうしたらいいんでしょうね?」
担当の方が、親切でよかった。
というものを教えてくれました。
《解説しよう!》
ひまわり相談ネットとは、
弁護士さんの紹介システム。
無料相談を受けてくれる
弁護士さんを探してくれるのです。
これは事業主じゃなくても
誰でもが利用できます。
ありがたいシステムです。
9/1 (金) 10:30
ひまわり相談ネットへ電話
車に戻って、
市役所の駐車場から
さっそく電話してみました。
お一人、女性の弁護士さんを
ご紹介いただけました。
「弁護士さんから
直接連絡がくるまで
待っていてくださいね」
と言われ、家に帰りました。
家に帰ってもソワソワしてしまって。
どんな弁護士さんなのか
調べてこうと思って、
教えてもらった弁護士さんの
サイトを見ていました。
『相続や離婚でお悩みの方
弁護士にご相談ください』
そう書いてありました。
弁護士さんに相談するのって
初めてなんだけど
事業者同士の詐欺の話なんて、
離婚や相続が得意な弁護士さんに
相談していいものだろうか?
病院の診療科みたいに
専門分野が決まっているのか?
よくわからないから、
まあ、詳しい話をする前に
確認すればいいか。
ソワソワタイムは続きます。
9/1 (金) 12:00
弁護士さんからの電話
やっと連絡がきました。
待ち遠しかった!
一時間半が長かった。
とりあえずは
これで何とかなるだろう
でも本題に入る前に、
不安を解消しておこう。
「先生のサイトを拝見しました。
離婚や相続がご専門のようですが、
事業者のトラブルの相談をしても
いいですか?」
すると。
私の言い方が悪かったのか?
「大丈夫なの?できるの?」と
受け取られてしまったみたいで。
「そういうことなら、
結構ですっ(怒)!」
9/1 (金) 12:05
弁護士先生 ガチャ切り
呆然・・・。
何が起こったのか、
よくわかりませんでした。
切られてしまった・・・。
ということは。
違う弁護士さんを探さなければ
いけない。
・
・
・
よし、探そう!
時間がないんだ!
実は、近くにひとり
いるんです。
でも、万が一のときにために
最後の切り札として、
取っておきたかった。
ネットで検索。 見つけました。
企業案件の経験豊富な
頼れそうな先生、見つけましたよ
9/1 (金) 12:30
平井弁護士に電話
とてもいい弁護士さんだったので、
ここだけ実名
電話をして、
16時にアポが取れました。
とりあえず一安心。
それからも、
変わらず情報収集タイムでした。
法的には泣き寝入りしかないのか?
どうなるんだろう?
そこで、1件の記事に出会います。
そこにはこう書いてありました。
「お金が動いていないならば
ギリギリなんとかなるかもしれません」
お金?
動いているのか?
・
・
・
動いてないよ!
本人確認が
取れてないもん!
ラッキーだ!
昨日の夕方、
電話に出られなくてよかった!
やっぱり私は、ツイテル!
《解説しよう!》
私はこの時点で
勝ちを確信しました。
根拠はありません。
9/1 (金) 12:45
リース会社に電話
リース会社もグルだ。
実際に裁判をした人の
口コミで見ました。
悪徳業者とリース会社、
同じ顧問弁護士だったって。
でも、向こうはグルですとは
言わないはず!
意を決して、リース会社へ電話。
「もう、リースの契約って
成立してますか?」
すると
・
・
・
「ご本人様の確認が
取れていませんので
まだ成立していません」
よかった!
で、言いました。
「あの契約は詐欺だと思うので
ストップしておいてください。
今、弁護士の先生に
相談していますから」
するとオペレーターからこんな質問が。
「法テラスかなにかですか?」
「いいえ、普通の弁護士事務所です」
「わかりました。
ではストップしておきます」
《解説しよう!》
法テラスとは、
国が設立した法的トラブル解決の
総合案内所です。
まずは無料相談が受けられるので
経済的な理由で弁護士など
法律の専門家に相談ができない人を
救済してくれるのです。
9/1 (金) 16:00
平井弁護士事務所へ
子どもたちをママ友にお願いし、
平井弁護士に相談に行きました。
先生、悪徳契約書をみて。
「なんだこれ?
こんな契約書は無効だ!
だいたいあなた、
こんなのに引っかかるように見えないけど、
何があったの?」
そうなんですよね。
自分でもよくわかりません。
「ちょっと、電話するから
その契約書 貸して。」
9/1 (金) 16:15
平井弁護士 ガツンと言う
そこから、
悪徳業者とリース会社へ電話。
「解約じゃないよ!
こんな契約書は 無効だ!」
という内容の話を
難しい言葉を使って、
ガツンと言ってくれました。
「こういう業者は、
めんどうなことは嫌がるから。
もうなにも言ってこないと思うから。
気を付けて帰りなさい。」
強い。頼れる!
ものの15分の間に解決してしまった。
お礼を言って、家へ向かいました。
9/1 (金) 16:30
運転中に電話が鳴る
事務所を出てから約10分。
スマホが鳴りました。
なんだろう?
あれ、平井先生だ。
近くのコンビニに停まって
かけなおすと
「今ね、先方から電話があって
あなたと正式に契約したのか?って
聞かれたの。
で、まだ相談の段階ですって
答えたから。
向こうは
『じゃあ、
まだ窓口はヨシダさんですね?』
って言ってきたよ。
あなたへ直接
連絡が行くかもしれないけど
価格交渉とかに応じちゃダメだよ。
正式に契約するなら、
月曜日にまたおいで。」
恐ろしい。意外としぶといんだ。
裁判するほうがめんどくさいだろうに。
土日は弁護士事務所はお休みだし。
とりあえず、帰ったら
主人に報告しなきゃな・・・
(この時点では、まだ何も話していない)
9/1 (金) 19:00
主人に事後報告
さて。
晩ごはんは
おいしく食べてもらいたいから
報告は食後だな
というわけで、夕食後。
今回の一連の出来事と現状を
主人に話しました。
すごいです。
一言も怒られなかった。
「で、大丈夫なの?」
「うん。たぶん大丈夫。
今までもなんとかなってきたから」
「まあ、そう言うんなら
大丈夫なんだろうね」
すごいな!
わがパートナー、器が大きい!
「もしお金がたくさん必要なら
一年くらいガマンして
検査技師するわ。」
「え? 検査技師するの?
そんなに大変なの?」
私が医療業界に戻るって、
そんなに心配をかけることなのか!
わかった。他の方法を見つけます。
とりあえず、大丈夫だから。
すると、インターホンが鳴った。
9/1 (金) 19:38
悪徳業者、家に来る
ダイニングテーブルのすぐ横に
インターホンのモニターがあります。
見ると
Bではない。
おそらく、その上司。
写真を撮ってから
インターホン越しに応じた。
「契約を破棄したいって聞きました。
なにか、ご不満な点があれば、
こちらとしても、ご相談にのれますが。」
「まだ、弁護士さんと
契約してないんですよね?
考えなおしていただけませんか?」
話し方はとてもていねいで
物腰はやわらかい。
でも、どこか威圧的。
「裁判をするつもりですか?
こちらが有利ですよ?
今までも負けたことありませんから。
負けたら、裁判費用も上乗せですけど
大丈夫ですか?」
いやいや
一度も負けてないって。
何回裁判起こされてるんだ!
とにかく、もう、お金じゃない。
「私としては、もう
お付き合いをしたくありませんので。
アプリも要りません。
タブレットも、弁護士先生経由で
そちらへ送りましたので。」
「え~?どうして
お付き合いしたくないんですか?」
なに言ってんだ?
悪徳だからだよ!
どんだけ話しても同じ。
「もう帰ってください。」
と言ったら、すんなり帰りました。
《解説しよう》
居座ったり、騒いだり、
自分に不利になるようなことは
しないんです。
プロの対応です。
関心している場合じゃないけど。
さすがに今日はもう来ないだろう。
ちょっと、疲れたな。
もう寝よう。
なんだかドキドキしたままだけど
もう寝ます。
《つづく》