仕事復帰とかいろいろ | 自分とていねいに付き合う

自分とていねいに付き合う

日常を通じて「自分とていねいに付き合う」を体現していきたいブログです♪
というテーマでずっと書いていましたが…

2024.4 夫の小腸癌が発覚
2025.9 旅立つ 54歳
という経験を経て、夫のことや、夫のいない日常を書いていくブログになりそうです。

昨日から仕事に復帰した。


正直、気持ち的には

まだまだ夫の側にいたいが


なにせ有給を使い切ってしまっていて


葬儀代やら何やらで懐も寂しく、

若干、世帯主としてのプレッシャーもあり

早々の復帰となった。


皆さん、暖かく出迎えて下さったが

ある程度想像していた通り


私が仕事を休んで過ごした9月と

違う空気の9月が確実に流れていて。


旦那にも朝、

「仕事行きたくないけど、

頑張って行ってくるわ」

と話しかけて出勤したが


予想以上に頭が回らず、

胸も重く仕事が捗らなかった。

しばらくはリハビリだな💦


夫の病気がわかってからも

バンバン残業したりしていたが、


文字通り夫あっての仕事なんだな、と

今頃気付く始末。

なんのために仕事しているのかわからない。


……………


夫の病気がわかった時、

もうにっちもさっちも行かない状態だったから


病院に言われるがままに

抗がん剤を受け、

紆余曲折あり

結局夫は亡くなってしまった訳だけど、


もっと他の治療がないのか

私が頑張れば

あるいは他の道もあったかもしれない。


何より夫自身も受け身だったので、

私が出しゃばるのも…と思っていたけど


私が病院に付き添うようになって感じたのは

毎回のように

「今の薬が効かなくなったら、次に使える薬は無い」

て言われるのよね。


私でさえ辛かったのに

毎回それを聞かされる夫の気持ちを考えると

何も言えない。


少し話がそれたが、

そんなことを毎回聞かされるたびに

病院に洗脳されてしまったのだろうか。


夫も私も初めから

諦めてしまっていたんだろうか。


どう手を尽くしても

後悔する、と

いろんな人から言われたが


その時その時で

ベストの選択をしてきたつもりだけど


日に日に

あの時こうしていれば…が増えてくる。


私がこんな毎日を過ごすことを

夫は望んでいないとは思うけれど、

許してとも言えないけど

そばで見守ってくれていると思うけど




同じ空を眺めることができないのは

とても寂しい。