最近では、そのあり方が物議を醸し、
私自身も思うことはありますが、
まあそれは置いといて。
目が見えない子の話の中で、
その子が、ある年の七夕のお願い事に
「目が見えるようになりたい」って書いた、って。
それを見たお父さん、何も言えなかった、って。
その場面を見た瞬間、
涙があふれ出た。
一つは、親としての切ない気持ちが
痛いほど伝わってきたから。
でも本当は。。。
その子自身も
目が見えるようになることは無い、って分かってる。
けれど、分かっていてもそういう風に思うんだ。
それが私自身の気持ちとダブったから。
私だって、本当はスラスラ喋れるようになりたい。
吃音は個性だと思うし、
離れられないから、手を繋いだまま生きていく。
そう分かってはいるけど、
やっぱり少数派はしんどい。
そんな自分の気持ちを思い出してしまったから、
しばらく涙が止まらなかった。
私だけじゃないんだ、と思ったのかな。