今月初めにあった運動会の話。
次男が前日になって喘息の発作を起こした。
かかりつけのお医者さんが
その日の夕方は休診で、仕方なく家で様子を見ていたんだけど
悪くなる一方で、本人もできれば救急に行きたい、と言うので
夜中に救急診療所に行き、吸入してもらった。
それでやっと、横になって少し眠ることができた。
(横になる方が気道が塞がってしんどいので
発作がひどいと横になれないのです)
でも運動会当日の朝も歩くのがやっとの状態で
午前中、病院でもう一度吸入をして少し落ち着き、
とりあえず学校にだけは行きたい、というので
連れて行った。
もちろん競技には参加できないのだけど
クラスメイトも、とても歓迎してくれて
見ている間に、薬が効いてきたのか落ち着いてきたのか
決められていた準備係の仕事も少しだけさせてもらっていたみたいだった。
(見ているこっちはずっとハラハラ)
担任の先生はもちろん
リレーで息子の分まで走ってくれたお友達
団体競技では多分みんながカバーしてくれただろう。
息子が抜けていた間、同じ準備係の子たちには、どれだけ負担がかかっただろう。
それなのに、大歓迎してくれたクラスメイトのみんな。
昼からの見学に付き添って下さっていた養護の先生。
閉会式の間にも、気にして様子を聞きに行ってくれていた補助の先生。
運動会当日は、学校には駐車禁止なんだけど
事情を聞いて快く駐車許可証を出してくれたPTA本部の方々。
そして私のいない午前中の間、
ずっとビデオとカメラの撮影係を引き受けてくれた夫と
そんな中、競技に励んでいた娘。
他にもきっと、いろんな方の支えがあったと思う。
そう考えると、本当に周りの方々の支えがあって
生かされているんだな、と思うし
息子も私たちも本当に幸せだな、と思う。
もちろん当日も感謝の思いでいっぱいだったし
帰り際に担任の先生とも、そういう話をしていたのだけど
やっぱり一番初めに出てくる思いは
息子が学校に行けて、少しでも参加できて良かったな、という思いなのだった。
それが本当に嬉しかった。
準備係の仕事をしているのを見た時はハラハラしたけど
家に帰ってからもひどくならなくて良かった。
もひとつ、今年が最後じゃなくて良かった、と。
記憶に残る運動会になったのですが
なんか周りへの感謝を忘れてないかい?と自分で思ったので
備忘録的に書いてみました。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございましたm(__)m