こんばんは。
一年くらい前に録画したまま放置していた
映画「英国王のスピーチ」を
最近、少しずつ見始めて
先日やっと見終わりました。
ネタバレありますので(多分)
知りたくない方はこの先はスルーなさって下さいm(__)m
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どういう映画かというと
吃音に悩んでいたイギリスの国王ジョージ六世が
言語聴覚士とともに治療?を行い、
無事にスピーチを成功させる
ざっくり言うとそういう映画です。
(本当にざっくりですが・・・)
英語が全くダメな私は
どこでどもっているのか、よく分からなかったりもしたのですが
これまたざっくり言うと
良い映画でした。
映画で行われていた治療そのものが
どもりを軽減させることになるのかは
正直私には分かりません。
でも、この映画に関して言うと
治療そのものよりも、自分が困っていることを
否定しないで具体的に理解してアドバイスしてくれる
そんな安心できる相手がいることが
主人公にとっては大きかったんだろうな、と思いました。
よく考えたら身体の病気でも
安心できるお医者さんと
安心できないお医者さんでは
同じ治療でも効果が違うんじゃないかなー、と思いました。
最後のスピーチの場面では
うまくいく、って分かっているのですが
私もどもる人間として、ドキドキしながら見ていました。
国民すべてに向けて、ですもんね。
朝礼のあいさつ練習ですら
ドキドキする私には
恐ろし過ぎて想像もつきませんっっ
吃音については、
治る、治らない
また
治す(治したい)、治さない
様々な立場で、様々な意見があります。
ただ、一人で苦しんでいるのと
同じ思いを分かち合える人が周りにいるのとでは
苦しみ度合いが全く違います。
そのことを改めて感じました。
昔、初めて吃音のセルフヘルプグループに
参加した時のことを思い出しました。
周りに自分のように吃る人がいなかった私は、
一人で悶々と悩んでいました。
けれど、参加してみて
初めて「吃音あるある」みたいに
経験談を分かち合うことができて、
すごく救われたし、その当時はとても楽しかったんです。
長らく顔を出していないですが、
その間に私の気持ちの持ちようも大分変わってきて、
どちらかというと
吃音そのものよりも、生き方在り方で悩むことが多いです。
予期不安でドキドキすることは、しょっちゅうですが(^_^;)
話が少しそれましたが、
そんなわけで(どんなわけ?)
「英国王のスピーチ」を見ました、というお話でした。
最後までお読み下さり、ありがとうございましたm(__)m