声パス | 自分とていねいに付き合う

自分とていねいに付き合う

日常を通じて「自分とていねいに付き合う」を体現していきたいブログです♪
というテーマでずっと書いていましたが…

2024.4 夫の小腸癌が発覚
2025.9 旅立つ 54歳
という経験を経て、夫のことや、夫のいない日常を書いていくブログになりそうです。

今日の記事は、いわゆる「吃音あるある」だと思います。




私のどもりは、どちらかというと軽症だと思うのですが、


出ない時にはとことん出ないです。




過去に事務員をしていた頃、


出張していた営業さんが、フェリーから電話してきたことがあって


「〇〇さん、居る?」と聞かれ、


席を外している、ということがどうしても言えず、


無言な状態にしびれを切らした営業さんが「あんた誰?」と聞くも


自分の名前もどうしても言えなくて


怒って電話を切られたことがあります。


フェリーからの電話代ってムチャ高いし、営業さんが怒るのも無理はないです。






(ってか、フェリーからの電話っていつの時代よ?って話ですよね。

営業さんをつかまえるのに、寄る予定のお客さんへ片っ端から電話して

寄ったら会社に電話入れるように言って下さい、ってつかまえてた時代です。

まだ携帯がほとんど普及していなかった時代。とても懐かしいです。)





前置きが長くなりましたが、


自分の名前やら会社の名前が言えなくて、つまる場面も結構あったのですが、


おかげで、声やしゃべり方で私って分かってもらえることもあるのです。





昔だったら取引先の方、


今だったら子どものお友達のお母さんや幼稚園。


子どもがお友達の家へ遊びに行って、迎えに行った時、


ピンポンしてインターホン越しに話した時に


名前が出てこなくて 「あ・・・」 となっただけで


「は~い、chieさんね」と返してもらえる。 


幼稚園もしかり。昔からいる先生だと「あ・・・」だけで私と分かってもらえる事もあります。





みんながみんな そうとは限らないけど、


やさしい人はいるな、と感じます。






顔パス ならぬ 声パス。


なかなか良いなぁ。