宝石商リチャード氏シリーズの第3章開幕。
今後、世界を飛び回りながらも、日本をベースにしてくれるのではないかと期待しています。
本作の主人公は、リチャードでも正義でもなく、みのる君という男の子ですが、みのる君を通して、リチャードと正義の関係性が垣間見られて満足です
。
リチャード氏の「馬鹿者が」と低く吐き捨てる声、容易に想像できて、思わずほくそ笑みました。相手を想いやる上での罵倒ではありますが、その他にもいろいろな感情があっての「馬鹿者が」なんだろうな、と色々想像、いや妄想してしまいました
。
螺鈿細工、素敵ですね。平泉の金色堂を訪れた際、金色堂に施された螺鈿細工、美しくて見惚れました。みんな黄金ばかり見ていたけれど、私1人螺鈿細工をガン見していて浮いていた感がありましたが、美しいものは美しいんだ!金箔よりも、螺鈿細工が美しかったんだ!
美しいと言えば、表紙絵のリチャードの深緑のスーツ姿、カッコいいですね。相変わらずのジェントルマン
。ネクタイ姿の正義も似合ってる
。
次巻が楽しみです。
