災害時、必要なのは食糧&水など挙げられますが・・
食べた物は体内で何に変化するのかは、皆さん解っていると思います。
地震や洪水では、断水や下水管の破損により自宅の水洗トイレが使用不可能になるケースが多々あります。
今回は有事で無くて災害時の時に断水になった場合でのトイレ事情を改善する為に製作しています。
材料
便座、排水桝アジャスター300×300、ゴムブッシュ、SUSネジ×2
1、ゴムブッシュを取り付ける位置決めを行いドリルで下穴加工。
2、SUSタッピングネジでゴムブッシュを下穴に取り付け。
ゴムブッシュは便座のズレ防止と位置固定の為に取り付けます。
3、タキロン製・排水桝アジャスター300×300を用意。
4、事前に位置決めを行いゴムブッシュを取り付けた便座を乗せる。
5、完成はこの様な感じですね。
インプレッサS203と簡易トイレのコラボ写真
併用して使用するのが↓コレです。
実はコレを造った本当の意味は↓を活用します。
災害時に家庭用の汚水桝を活用してのトイレ使用です。
排水桝アジャスターを使用したのは、排水桝を利用する前提だったからなのです。同一メーカー品なら連結の使用が出来るのです。
使用しない時は桝の蓋を利用すればハエや臭い防止にもなります。
一般家庭の排水桝・配置図 (参考)
排水桝をトイレに使用する場合は最終桝より最も遠い上流の桝を利用
します。
断水時には汚物が流れにくいので桝に溜まる傾向があります。
複数の桝の配列を考えて使用する順番を決める事が理想的です。
※例えば桝が詰まったとしても断水が復旧してから、最終桝から一番近い桝から順番に水道ホー
スを差し込んで水を流して、個々の桝の詰まりの解消ができます。
さらにプライバシーテントが有れば完璧ですね。
災害は忘れた頃にやって来ます日頃からの準備が大切ですね。
PS:最近、使用されている小口径マスのタイプも製作しました。
新潟市防災士 / kazu