本題の前に…



世間的な美容室では


髪のケア=トリートメント


とされていますが



私の施術では


トリートメント=ヘアエステ


としてメニュー化しております。


その理由は

やはり

一般的な美容室では


美容メーカーから商材を仕入れて


マニュアルの中で


ハリコシトリートメントだったり

しっとりトリートメントを組み合わせてお客様に施術しますので


見習いレベルの美容師さんでも


トリートメント施術が


できてしまいます。


読者様が美容室に行かれて


トリートメントはスタイリストが薦めてくるくせに


トリートメントの施術は


アシスタントだったりしませんか?



しかし


私は


美容メーカーさんが


美容室の業務用に配合して製品化するような


原材料を仕入れて


成分を使いこなしておりますので



濃度は


液体原料ですから


最大濃度を使用しています。


分かりやすく言えば


トリートメント成分で有名な


ペリセア=ジラウロイルグルタミン酸リシンNa

だったら


0.3%くらい配合しているだけでも


高濃度ですし


効果も充分くらいですが


30%の液体原料を仕入れて


お客様の髪の状態に合わせて調整しております。


それはさておき

本題に入ります(笑)


私のブログをご覧になられて


ご来店して頂くお客様は


やはり


シリコーンや

天然オイルまみれです。


お金をかけているのに


納得できる美髪には近づかない!的な方が多くいらっしゃいますが


やはり


髪が劇的にツヤツヤになる!


とか


髪が劇的にサラサラになるとかは


皮膜です。


酸性トリートメントなんかの

還元剤トリートメントもありますが…

酸性トリートメントは


皮膜トリートメントなんかよりタチが悪く



やればやるほど髪が蘇るみたいなアピールをしていますが

髪は死滅細胞ですから


成分が髪に同化するとか

蘇るとか


ありえまへん…。


蘇るなら


何で定期的に酸性トリートメントを繰り返すねんっ!(笑)


まぁ


それもさておき


髪に皮膜されている


強固なシリコーン皮膜や


ミネラル成分を熱を加えて

リンゴ飴みたいなガラス皮膜的なものは


まー除去が大変です。


ヘアエステメニューには


皮膜除去が含まれていますが


皮膜除去に使う成分は

キューティクルを痛めずに


難溶性皮膜を除去できるタイプ

デシルグルコシドや

ラウリルグルコシドを使用使用します。


成分表記名では

どこの原材料屋さんの

どのタイプの


デシルグルコシドやラウリルグルコシドかで

その実力に差がある事も


普通の方は絶対に知らないと思いますが


私は成分オタクなので(笑)



髪の


皮膜自体を否定している訳ではなく


髪の内部に

補修成分や補強成分の


浸透を阻害するような皮膜はオススメしません。


髪の類似成分を

しっかりと補って


髪内部で定着させて


持続性の高い施術に重きを置いていて


疑似キューティクルも


高濃度のカチオン化キトサンを使用するなどして


その後に続く


お客様のホームケア成分の浸透を阻害するようなトリートメントではありません!


もっと細かく言えば

水や空気を通すような

網メッシュ皮膜の


キトサンの上には


キチンと18‐MEA成分も補います。


18‐MEA=メチルエイコン酸は

キューティクルの表面に沢山存在する油分で


小さいお子様がいらっしゃる方は


お子様の髪を乾かした直後は


さらっさらでしょ?


それは


大人なんかより


はるかに18MEA成分が多い証拠です。


でも


プール=塩素+紫外線



海水=アルカリ+紫外線


なんかで


18MEA成分は

どんどん減少します。


18‐MEAは


容易に減少しますので


必ず


毎日のホームケアで補うべき成分の1つです!


ちなみに



オリジナルコンディショナーには


きっちりと


18MEA成分が配合されていますので


オリコンをご使用の方はご安心下さい!


ってな感じで


ヘアエステは


美髪のホームケア成分を活かすのに


非常に重要な施術ですよ~!


って言う記事でございます(^^)