現在
クレンジング=メイク落としの開発に取りかかっている
成分オタクです☆
私が開発するメイク落とし=クレンジングは
どのような成分を選択して製品化をするのか?を
解説します。
もちろん
個人的な見解ですので
宜しくお願い致しますm(__)m
まず
メイクは簡単に言うと
『油』です。
メイクが崩れにくい油ほど
シリコーンやフッ素系の高密着型のオイルとなりますので
崩れにくいメイク=落としにくいメイク
と言えるかと思います。
世間では
水クレンジングやら
リキッドクレンジングやら
ミルククレンジングやら
様々なクレンジングが存在しますが
ほとんどの商品は
『界面活性剤』のチカラでメイクを落とす商品がほとんどです。
メイク落としに使用される界面活性剤は
『ノニオン界面活性剤』を使用されているクレンジングがほとんどです。
ノニオン界面活性剤と言っても様々なタイプがあり
ひとくくりでは表現できませんが
イオン化はしませんから
肌刺激性の観点でみれば
安全性は高いです。
ただし
脱脂力は高く設定されているクレンジングがほとんどです。
脱脂力が強すぎると
お肌のバリア機能を担う皮脂まで
根こそぎ取り除いてしまいます。
しかし
世間的なクレンジングは
脱脂力が強く根こそぎ洗浄をしているのに
潤いが残っているような洗い上がりを実現されているクレンジングが多いので
結果
基礎化粧品での補いが足りず
乾燥から始まり
バリア機能が低下していき
肌老化へ繋がっていきます。
若い方なら
皮脂が過剰分泌したりして
皮膚常駐菌のバランスが崩れて
ニキビが増えたりします。
現在
コメヌカ油をトップ配合し
『天然油脂』で構成されたオイルクレンジングを取り扱っておりますが
オイルクレンジングでも
ミネラルオイルやエステル油=合成油
ではなく
酸化しにくい『抗酸化力の高い油脂』のオイルクレンジングをオススメしております。
その理由は
メイク=油なので
油と油で馴染ませて
『洗浄』ではなく
『乳化』させる為だけに
ノニオン界面活性剤を配合する事になりますから
圧倒的に界面活性剤の配合量も抑えられて
お肌の負担を
最大限に抑えながらメイクを落とせるからです。
特に
コメヌカ油のように油の性質が強すぎないオイルなら
さらに
乳化剤の配合成分を『刺激性の少ない成分』を選択できます。
もう少し掘り下げれば
コメヌカ油や
アルガンオイルなどは
オレイン酸で構成されているオイルなので
皮脂を溶かしにくいので
なおさら良いです。
メイクを落とす際に
皮脂も落としますが
根こそぎ落ちる事はなく
なおかつ
オイルが残っても
『皮脂より酸化しにくいオイル』ですし
生分解性も高いですから
ニキビができやすいからオイルクレンジングを避けているような方も
このようなクレンジングだと
オイルクレンジングを避ける必要性はありません。
簡単ではありますが
このような観点から
『世に無いクレンジング=メイク落とし』を開発しております。