個人的な見解です。
消費者(お客様)からすると
オーガニックパーマで
髪に優しく繰り返すたびに髪が綺麗になりますよ~!
なんて言われたら
信じますよね?
まず
パーマ液=オーガニックなんてのはありえません。
ただオーガニックエキスで
薬剤の負担を軽減したり
質感向上させている話ですので
還元剤を使用し
髪のS‐S結合を切る行為は
間違いなく行っています。
話が逸れますが
当店は髪に負担の少ないシスを使用しているので
髪に優しいけど、ちゃんと綺麗にパーマが当たってるでしょ?
みたいに言われた!と耳に挟んだりしますが
確かに
シスは還元力が弱いです。
でも
綺麗にあてる=アルカリ剤を利用してシスの効果を引き上げているので
アルカリによるダメージと
パワーアップしたシスでのアプローチなので
髪の負担が少ない!はナシですね。
化粧品登録だから優しい!みたいなのも
化粧品登録=優しいではありません。
化粧品登録でも
医薬部外品でのメイン還元剤のチオなんかも配合できますし
システアミンやチオグリセリンなんかも
医薬部外品には配合できない=登録上の問題であって優しいからではありません。
弱酸性領域で使用するスピエラやGMTなどは
『いわえる負担が少ない部類』に入るかと思いますが
結局は
『成分を扱う技術者次第』で
良きにも悪きにもなり得ます。