個人的見解です。






髪を洗う事にも言えますが




洗浄力が高い=悪い



と思われている方も多いですが




そんな事はありません。




同じ洗浄力でも




ラウレス硫酸Na







ラウレス‐カルボン酸




でも




肌や髪に与える影響力は




『全くの別物です』




原価価格も




全く次元が違うますが(笑)




髪なら



キューティクルや




髪のCMCやタンパク質などの流失を防ぎなら




洗うのか?




肌なら




セラミドやNMF



そして



皮脂も程よく残しながら



しっかりと洗えるか??




が重要となります。





髪も肌も




とにかくしっかりと洗ってしっかりと補う!




みたいな発信をよくみますが



しっかりとセラミドなんかも洗浄して




しっかりと洗えているようで




しっかりと洗浄成分が残留するようなクレンジングなんかも




めちゃくちゃ多いですが





お肌のセラミドやNMFなんかの潤いを奪って




補うのはこってり油分。





そりゃー




肌はインナードライになって




バリア機能が弱って




少量のエタノールなんかにも




ピリッと感じるようなお肌になるんですね。





エタノールなんかも



刺激ガー!!



揮発の際にお肌の潤いも奪うからダメー!!




みたいな発信も良く見ますが




濃度が高いのはマズいかもしれませんが




低濃度で考えれば



エタノールアレルギーがない限りメリットの方が多いと思います。




低濃度エタノールの揮発性でガーガー言うなら




水や




揮発性シリコーンなんかも悪になりますね。




話を戻します(笑)




洗浄って



強い、弱いって言う簡単な話ではなく




お肌負担を最小限に留めて




しっかり洗う事を実現して



肌への残留まで考えられた商品は




なかなかお目にかかれません。




いかんせん原価がかかり過ぎるので




世の中が




美容液より




クレンジングや洗顔にチカラを注ぐようにならないと




現状の市場は変わらないでしょう。




でも




私は美容師として




シャンプーの洗う事情は




かなりの年数&品数を見てきましたが




緩やかには質が高まっているメーカーが増えています。




市販品で言えば




大きく変動してきています。




プチ贅沢品が時代の流れに乗ったおかげで




ドラッグストアのシャンプー事情は




ものすごく消費者にも良い状況だと思いますので




ある程度、成分の善し悪しが分かるか?分からないか?で




値段だけ高いだけの商品を買うか?



値段なりの価値のある商品を買うか?



が決まりますね。